南相馬鹿島サービスエリア

南相馬鹿島サービスエリア

南相馬鹿島サービスエリアは、福島県南相馬市鹿島区に位置する常磐自動車道のサービスエリアです。上下線集約型で、南相馬鹿島スマートインターチェンジを併設しているのが特徴です。このサービスエリアは、福島県内の常磐自動車道で唯一のサービスエリアとして、重要な役割を担っています。

概要

2008年8月、NEXCO東日本から南相馬市に当サービスエリアの設置が報告されました。当初から上下線集約型として計画され、一般道からもアクセス可能となるように設計されました。2015年2月21日には、スマートIC、駐車場、トイレ、ガソリンスタンドが供用開始となり、同年4月25日には、南相馬市が整備した物販観光施設「セデッテかしま」がオープンしました。

サービスエリアの建設地は共有地が多く、用地確保が課題でしたが、地元の地縁団体の尽力により、2008年3月に所有権が確認されました。当サービスエリアは、中郷サービスエリアから100km以上離れた場所に位置しており、ドライバーにとって重要な休憩地点となっています。建設予算は18億3,600万円（税込）でした。

「セデッテかしま」は、南相馬市をはじめとする相双地方の物産、観光、伝統文化などの情報を発信し、地域産業の振興、地域活性化、交流機会の創出を目的としています。施設内には、相馬野馬追や観光情報を紹介する「エントランスホール」、地元の食材を使った「お食事処」、特産品や珍品を取り揃えた「お土産処」、地域イベントや休憩に利用できる「コミュニティ広場」があります。また、テイクアウトコーナーには、地域のお店が3店舗出店しています。

歴史

1998年4月：常磐富岡IC - 相馬IC間に施工命令が出される。
2012年4月8日：南相馬IC - 相馬IC間が開通（当サービスエリアは未供用）。
2014年4月1日：サービスエリアの名称が「鹿島SA（仮称）」から「南相馬鹿島SA」に正式決定。
2015年2月21日：サービスエリア本体とスマートICが供用開始。
2015年4月25日：物販観光施設「セデッテかしま」がオープン。

施設

上下線集約型
トイレ
男性: 大4（和式1、洋式3）、小8
女性: 24（和式2、洋式22）
車椅子用: 1
子供トイレあり
自動販売機
物販観光施設「セデッテかしま」 (8:00-20:00)
フードコート (11:00-20:00、19:00オーダーストップ)
ガソリンスタンド (出光興産（エネクスフリート）セルフ式、24時間)
給電スタンド (24時間)
神社
ドッグラン

駐車場

上り線（水戸・東京方面）
トレーラー: 2台
大型: 20台
小型: 30台
下り線（仙台・石巻方面）
トレーラー: 2台
大型: 20台
小型: 30台

南相馬鹿島スマートインターチェンジ

南相馬鹿島スマートインターチェンジは、南相馬鹿島サービスエリアに併設されたスマートインターチェンジです。

運用時間: 24時間
対応車種: ETC車載器を搭載した全車種
利用方向: 全方向対応

歴史

2015年2月21日：サービスエリアの開設と同時に供用開始（当初の運用時間は6:00 - 22:00）。
2022年4月29日：24時間利用が可能となる。

周辺

小山田公民館
上真野小学校

接続する道路

直接接続
E6 常磐自動車道 (22-1番)
福島県道34号相馬浪江線

隣

E6 常磐自動車道
(22) 南相馬IC - (22-1) 南相馬鹿島SA/SIC - (23) 相馬IC

外部リンク

東日本高速道路株式会社
セデッテかしま

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