南羽生駅

南羽生駅について

南羽生駅（みなみはにゅうえき）は、埼玉県羽生市南羽生一丁目にあり、東武鉄道の伊勢崎線に属する駅です。駅番号はTI 06です。

歴史

南羽生駅の歴史は1903年（明治36年）にさかのぼります。当初、須影（すかげ）駅として開業しましたが、1908年には一度廃止されました。その後、1927年に再開業され、1968年には南羽生駅に改称し、加須駅方面へ100メートル移動しました。2006年にはダイヤ改正があり、準急が区間急行に名称変更されて運行本数が大幅に減少しました。特に日中の運用が変更され、浅草方面への列車がなくなるなどの影響がありました。2012年には駅ナンバリングが導入され、さらに2013年には発車メロディが取り入れられました。バリアフリー化も進められ、エレベーターや多機能トイレの設置が行われました。2024年にはLED式発車標が導入予定です。

駅の構造

南羽生駅は、相対式ホームが2面2線ある地上駅です。駅舎は伊勢崎方面のホーム側に位置しており、両ホームは跨線橋で連結されています。また、下り1番線のホーム上には北千住を起点とする56キロポストが設置されています。

利用状況

2024年度の1日平均乗降人員は3,326人で、近年の利用者数は安定しています。利用状況は年々変化しており、地域の発展とともに駅の利用も増加しています。

駅周辺の環境

南羽生駅周辺は主に住宅地域で構成されており、駅の西側と東側にはロータリーと自転車預かり所があります。ただし、駅東側には改札口や出入口が設置されていないため、訪れる際には西側へ迂回する必要があります。これは、将来的に駅が橋上化されることを見越した区画整理に伴うものです。

駅周辺には、羽生手子林郵便局、JAほくさい手子林支店やむさしの村、埼玉県立誠和福祉高等学校、羽生市立手子林小学校、羽生市立須影小学校などの施設があります。また、近隣にはイオンモール羽生もあり、路線バスが羽生駅と連絡しています。さらに、天然温泉の羽生湯ったり苑や国道122号、埼玉県道412号南羽生停車場線、埼玉県道129号加須羽生線が利用可能です。

最寄りのバス停

最寄りのバス停は「南羽生駅」停留所で、地域へのアクセスも便利です。

隣の駅情報

南羽生駅の隣には、加須駅（TI 05）と羽生駅（TI 07）があり、利用者は他の駅へのアクセスも良好です。

このように、南羽生駅は歴史や周辺施設を持つ便利な駅であり、地域の交通機関として重要な役割を果たしています。今後の発展にも注目が集まります。

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