南足柄郵便局

南足柄郵便局の概要

南足柄郵便局（みなみあしがらゆうびんきょく）は、神奈川県南足柄市に位置する郵便局で、地域住民における郵便業務の中心的存在です。民営化前には集配普通郵便局として分類されていました。郵便局の住所は〒250-0199 神奈川県南足柄市関本156となっています。

沿革

南足柄郵便局の歴史は1874年に遡ります。最初は関本郵便取扱所として設立され、1875年には関本郵便局として五等郵便局に格上げされました。1885年10月1日には貯金業務が開始され、1890年4月1日には為替業務も取り扱うようになりました。

1958年9月11日、郵便局名は南足柄郵便局に改称されました。その後、1967年9月19日には電話交換事務及び和文電報配達業務が南足柄電報電話局に移管され、1970年3月16日には特定郵便局から普通郵便局に変更されました。1983年には新しい局舎が完成し、2000年には外国通貨の両替や旅行小切手の業務も開始されました。

2007年の民営化以降、一部業務が併設の郵便事業南足柄支店に移管され、2012年には日本郵便株式会社の発足に伴い、再度南足柄郵便局に統合されました。これにより、地域に密着した郵便業務が一層強化されることとなったのです。

取扱内容

南足柄郵便局では多岐にわたるサービスを提供しています。具体的には、郵便物の取り扱いや印紙、ゆうパック、内容証明などのサービスのほか、貯金、為替、振替、振込、国際送金、外貨両替、トラベラーズチェック、国債、投資信託などが含まれます。また、生命保険やバイク・自動車の自賠責保険の取り扱いも行っています。

加えて、ゆうちょ銀行のATMも設置されており、利用者の利便性を考慮した設計がされています。南足柄市全域に対する集配業務を行っているため、手際よく郵便物の配達を行っており、地域の重要な郵便局としての役割を果たしています。

周辺施設

郵便局の周辺には、南足柄市役所や南足柄市文化会館、神奈川県立足柄高等学校などの公共施設も点在しており、地域のコミュニティにとって重要な存在と言えます。これらの施設との連携を通じて、地域住民のニーズに応えられるよう努めています。

アクセス

アクセスは非常に便利で、伊豆箱根鉄道大雄山線の大雄山駅から徒歩約8分の距離にあります。また、箱根登山バスを利用する場合は南足柄郵便局前停留所で下車することができます。さらに、東名高速道路の大井松田ICからは南西へ約5kmの距離に位置し、駐車場も完備されているため、車での訪問も容易です。駐車場には15台分が用意されており、訪れる方々に配慮された環境が整っています。

このように、南足柄郵便局は地域に根付いた郵便局であり、さまざまなサービスを通じて地元住民の生活を支えています。

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