南魚沼市議会

南魚沼市議会

新潟県南魚沼市に置かれている議事機関が南魚沼市議会です。地方自治法に基づき設置された合議制の議会として、南魚沼市の重要な意思決定を担っています。

市の誕生と同時に、その意思決定を担う議会として2005年（平成17年）に設立されました。

概要

南魚沼市議会の議員は22名で構成され、任期は4年です。議会は通常、年4回、3月、6月、9月、12月に定例会として開かれます。これらの定例会や必要に応じて召集される臨時会において、市の条例の制定・改廃、予算の承認、決算の認定など、市政運営に関する様々な重要事項が審議・決定されます。

委員会

議会活動を効率的に行うため、専門分野ごとに委員会が設置されています。

常任委員会
総務文教委員会（定数8名）：総務部、市民生活部税務課、会計課、教育委員会、議会事務局、監査委員、選挙管理委員会、固定資産評価審査委員会など、市行政の広範な分野や文教関係を担当します。
産業建設委員会（定数7名）：建設部、産業振興部、上下水道部、農業委員会など、市の基幹産業やインフラ整備に関する事項を担当します。
社会厚生委員会（定数7名）：市民生活部（税務課を除く）、福祉保健部、福祉事務所、市営病院（ゆきぐに大和病院、南魚沼市民病院）など、市民の福祉や健康に関わる分野を担当します。
その他
議会運営委員会（定数9名）：議会の会期や運営方法など、議会活動全体の円滑化を図るための事項を担当します。
特別委員会
議会広報編集特別委員会：議会だよりなど、市民への情報提供に関する事項を担当します。

会派

市議会内には、共通の政策や理念を持つ議員が集まり、会派を結成しています。主な会派には、林茂男市長を支持する保守系の南魚みらいクラブや歩む会、その他市民クラブ、未来創政会、日本共産党議員団などがあります。

現職議員

現在の議員の任期は2021年（令和3年）11月1日から2025年（令和7年）10月31日までです。

議長：清塚 武敏（南魚みらいクラブ）
副議長：寺口 友彦（市民クラブ）

議員選挙

市議会議員は4年ごとの選挙によって選出されます。過去の選挙結果は以下の通りです。

2021年10月17日執行：定数22、立候補者数23、有権者数45,749人、投票率64.89%
2017年10月22日執行：定数22、立候補者数25、有権者数47,883人、投票率74.36%
2013年10月22日執行：定数26、立候補者数29、有権者数48,392人、投票率70.42%
2009年10月20日執行：定数26、立候補者数31、有権者数49,423人、投票率77.81%

なお、2013年の選挙からは、議員定数が26名から22名に変更されています。

議員報酬と政務活動費

議員には報酬が支払われるほか、調査研究活動などに必要な経費として政務活動費が交付されます。南魚沼市では、議員1人あたり月額1万7,000円の政務活動費が、半年ごとに所属する会派に対して支給されています。

南魚沼市議会は、市民の代表として、市政が適切かつ効率的に運営されているかを監視し、市民福祉の向上に資する政策形成に関与する、南魚沼市の地方自治において中心的な役割を担っています。

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