原ミユキ

原 ミユキ（はら ミユキ）

日本の女性声優、ナレーター、朗読家である原ミユキ（はら ミユキ）は、東京都出身で、主にぷろだくしょんバオバブに所属しています。彼女のキャリアは多岐にわたり、その活動はアニメやゲーム、映画、舞台、さらにナレーションにまで及んでいます。彼女の旧芸名は丸山みゆきですが、同じ名前の歌手とは別の人物です。

学歴と経歴

原ミユキは日本大学農獣医学部を卒業し、その後、俳優養成所青二塾を経て声優の道へと進みました。青二プロダクションに所属していた彼女は、一時声優業から離れブライダルMCとして活動していましたが、2008年にはフリーナレーターとして再起し、2009年からはぷろだくしょんバオバブに正式に所属しました。現在は、ナレーターや朗読家としての活動が主軸となっています。

現在の活動

彼女はNPO法人・現代朗読協会の会員として、多くの朗読会に参加しており、幅広いジャンルの作品を朗読しています。趣味としてはなぞなぞや散歩、読書があり、特技には日本舞踊やオカリナを挙げています。また、普通自動車免許、剣道初段、着付けの資格も持っています。プライベートでは既婚者で、飼い猫と共に家族生活を楽しんでいます。

本人のブログや事務所への挨拶文では「ハラミ」という愛称が用いられ、ファンから親しまれています。

出演歴

テレビアニメ

原ミユキのテレビアニメへの出演は1988年の『キテレツ大百科』から始まり、その後も『美少女戦士セーラームーン』や『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』など、数多くの作品で声を提供しています。2022年には『錆喰いビスコ』や2023年の『アルスの巨獣』、2024年の『望まぬ不死の冒険者』にも出演予定です。

ゲーム

ゲーム分野でも彼女の声は活躍しており、1992年の『ファージアスの邪皇帝』や2005年の『ぱすてるチャイムContinue』など、さまざまなタイトルでキャラクターに命を吹き込んでいます。

吹き替え

原ミユキは吹き替えの分野でも活躍しており、映画『グリーン・ゾーン』やテレビドラマ『ビバリーヒルズ青春白書』などでその声を耳にすることができます。

ナレーションと朗読

ナレーターとしての仕事も数多く、多摩競艇クローズアップや旅の裏筋などのドキュメンタリーに関与しています。また、朗読者としても多くの作品を手掛けており、林芙美子著の『婚期』や有島武郎著の『卑怯者』など、文学作品の朗読にも挑戦しています。

まとめ

原ミユキは、多様なスキルを持ち、声優界で活躍を続ける素晴らしい才能です。声優、ナレーター、朗読家としての活動を通じて、彼女ならではの温かい声が多くの人々を魅了しています。彼女のこれからの活躍にも大いに期待が寄せられています。

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