友池さん

友池一彦(友池さん)



友池一彦、通称友池さんは、1978年8月7日生まれの大阪府吹田市出身のお笑い芸人、脚本家、そして演出家です。本名も同じく友池一彦。松竹芸能に所属し、多岐にわたる才能を発揮しています。

生い立ちと経歴



大阪学院大学高等学校を卒業後、プロの道へ。中学生、高校生時代はバスケットボール部に所属し、中学3年生時には100メートル競走の大阪府大会で優勝するという意外な一面も持っています。また、英検準2級の資格も所有しています。

高校時代には、中林優とのコンビ「友池中林」を結成し、関西テレビの番組「爆笑BOOING」で2週勝ち抜きを達成。さらに、今宮戎漫才新人コンクールでは当時最年少で決勝進出を果たすなど、早くからその才能を発揮しました。しかし、この活躍が新聞に取り上げられたことがきっかけで父親と衝突し、約1年間の家出生活を送るという経験もしています。

高校卒業後、1997年に上京しプロとしての活動を開始。友池中林では主にボケを担当していました。

2006年3月31日のライブをもって友池中林は解散し、同年4月からピン芸人として新たなスタートを切りました。当初はフリーで活動していましたが、2008年9月4日より松竹芸能に所属しています。

ミスマガジンコンテストのMCをコンビ時代から務めており、ピン芸人転向後も引き続き担当していました。

2012年4月からは、インターネットテレビで自身の冠番組『友池さんの崖っぷちボワッフ!』を持つなど、活動の幅を広げています。

趣味は映画鑑賞(特に東宝系の怪獣映画を好む)、妖怪研究、漫画手塚治虫作品)。近年では、本名の友池一彦名義で舞台の脚本家演出家としても活動しています。

芸風



ピン芸人としての友池さんは、ジャンベを叩きながらの『謝る気がしない、罪悪感ゼロの逆ギレネタ』の漫談など、独自のスタイルを確立しています。観客から「謝る気がしなかった話」を聞き出すというインタラクティブな要素も取り入れています。

また、ある言葉から始め、それぞれの言葉にツッコミを入れながら、最終的に元の言葉に戻るという『Uターン漫談』も彼の代表的なネタの一つです。

トレードマークとも言える帽子を常に被っており、帽子を取って「ボワッフ!」という言葉を発する一発ギャグは、小学生の頃から続けているそうです。

主な出演



エンタの天使(日本テレビ)
『ぷっ』すまテレビ朝日
お笑い図鑑 ハマヌキ(tvk)
ショーバト!
おはスタテレビ東京

舞台・脚本作品(一部)



友池さんは舞台の脚本家演出家としても数多くの作品を手がけています。以下はその一部です。

「あっち向いてBOY~BL(ボーイズラブ)ドッキリ大作戦!~」(2007年)
M's企画「注意書きの多い料理店」(2014年)※脚本
Reset Limit第4回公演「デルージョン!プリズナー!」(2014年)※日替わりゲスト
チーム進火RON「けっ!セラセラセラ〜知らなすぎた男〜」(2014年)※脚本/出演
コルバタ主催「メロスを走らせろ」(2015年)※脚本/出演
チーム進火RON第2回公演「伯父の魔法使い」(2015年)※脚本
チーム進火RON第3回公演「ヤバい!は気から」(2015年)※脚本
チーム進火RON第4回公演「追憶ベイベー」(2016年)※脚本/出演
コルバタ主催「さよならRADIO」(2016年)※脚本/出演
チーム進火RON第5回公演「世にもサイケデリックな夜」(2016年)※脚本/出演
チーム進火RON第6回公演「注意書きの多い料理店」(2016年)※脚本/出演
CorneliusCockBlue(s)「ライオンのたてがみ」(2016年)※脚本
メディアンプロ初主催公演「さよならRADIO」(2016年)※脚本/出演
コルバタ第10回公演「A.D.~automatic dream~」(2016年)
チーム進火RON第7回公演「ディスられ彼女」(2017年)
メディアンプロ第2回公演「ホンネ5秒前!」(2017年)※脚本
チーム進火RON第8回公演「父、ロボットになって、帰る。」(2018年)※脚本
TOMOIKEプロデュース「窮屈なユメ」(2019年)
TOMOIKEプロデュース「注意書きの多い料理店」(2019年)
コルバタ第24回公演「キタナイ涙」(2019年)
メディアンプロ第11回公演「さよならRADIO 2019」(2019年)※脚本/出演
TOMOIKEプロデュース「伯父の魔法使い」(2020年)※脚本/出演
大川企画Vol.1「ラブワクチン」(2021年)※脚本/出演
フォーエスエンターテインメント「さよならRADIO 2021」(2021年)※脚本/出演
TOMOIKEプロデュース「詐欺パパ」(2021年)※脚本/出演
TOMOIKEプロデュース「ヤミイチ」(2022年)※脚本/出演
TOMOIKEプロデュース「追憶ベイベー!」(2022年)※脚本/出演
TOMOIKEプロデュース『みんな幸せ』(2023年)※脚本/出演
友池創作プロジェクト『さかさまのテミス』(2024年)※脚本/演出/出演

映画監督作品



『すんドめNew』(2017年)※脚本/出演
『すんドめNew2』(2017年)※脚本/出演
『ちょっとまて野球部!』(2018年)※脚本

連載



友池のもう脱帽!(ナイスポ

外部リンク



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