友田真吾

友田真吾：音楽と発明の世界を駆け抜けるドラマー

友田真吾（1959年12月4日生まれ）は、ドラマー、音楽家、発明家、そして楽器製造販売業「株式会社ハイリーズ」の代表取締役として、多彩な才能を発揮しています。

プロデビューとSHI-SHONEN時代

1983年2月、友田真吾はSHI-SHONENのドラマーとして、日本コロムビアから『嗚呼上々』『Shi-Shonen』でプロデビューを果たしました。SHI-SHONENは、アミューズ事務所内部のディスクを借りたジャミングに所属し、当時の音楽シーンで独自の存在感を放っていました。

フリーランスのセッションドラマーとして

SHI-SHONEN脱退後、友田真吾はフリーランスのセッションドラマーとして活動を開始し、数多くのアーティストのレコーディングやライブサポートに参加しました。Player誌のインタビューでは、「ジャズをベースにした繊細で固いビートが魅力。フリーランスで、様々なジャンルで活動しつづけるドラマー」と評されています。

主な参加ツアー

山口美央子/1983年『月姫』
山下久美子/アニマ・アニムス（1984年）〜And Sophia's back（1985年）
泉谷しげる/『ELEVATOR』
加藤登紀子/カルメン・カルメン 〜七色の罪(1985年)
安藤秀樹/Zoo Picnic
鈴木雅之/1986年 1stアルバム｢mother of pearl｣
小比類巻かほる/Hearts On Parade（1988）〜TIME THE MOTION（1989）
丸山みゆき/FIRE
平沢進/1989年『時空の水』〜「ヴァーチュアル・ラビットツアー」
ヒートウェイヴ/陽はまた昇る（1992年）〜1995
ソフトバレエ /1993 INCUBATE SOFT BALLET 1994
オラトリオ【ヤマトタケル】(6年間毎年)

その他多数

主な参加作品

REAL FISH/陽気な若き水族館員たち・天国一の大きなバンド・テナン
テクニカル ミュージック プランニング「明るい音楽計画」
山下久美子/Panic
泉谷しげる/EVIL LIVE・『ELEVATOR』
加藤登紀子/カルメン・カルメン
伊武雅刀/なんかちょうだい・Mon‐Jah・月の裏側
嘉門達夫/お調子者で行こう
Gu-Guガンモ/『ガンモ・ドキッ!』
石川セリ/コロニー（かしぶち哲朗・編曲）
松尾清憲/「SIDE EFFECTS－恋の副作用－」
ゴジラ伝説II・III
小川美潮（ソロ）
CHEEBO/PARADISE LOST（1985年）
安藤秀樹/ Zoo Picnic
関口誠人/FOLK SONG
小比類巻かほる/ハートのパレードin武道館・ハートのパレードin武道館 2・TIME THE MOTION LIVE
平沢進/1989年時空の水・サイエンスの幽霊
KEN（ZI:KILL）/MISSILE・DRILL
a tribute to JAPAN : Life in Tokyo/コミュニスト・チャイナ
ヒートウェイヴ/陽はまた昇る・NO FEAR・1995
ソフトバレエ /「LIFE」
REAL FISH/遊星箱
AIR BUSTER
山口美央子『トキサカシマ』（トラック4＝異国蝶々）with Highleads-W8
その瞳光輝け (feat. ともだしんご)
可愛くてごめん (feat. HoneyWorks & かぴ) [Cover]

その他多数

ソロ活動と発明家としての才能

1997年以降、友田真吾はビクターエンタテインメントに入社し、通信カラオケ孫悟空のディレクターを務める傍ら、自身の発明を特許出願し、日本、中華民国、アメリカ、中国で特許を取得しました。2010年には、打楽器をエレキ化するブランド「Highleads」を製造販売する株式会社ハイリーズを設立し、代表取締役に就任。独自の技術で打楽器の可能性を追求しています。

発明特許概要

友田真吾の発明は、ドラムやシンバルなどの打撃振動源に対して、薄い金属板からなる磁性体を圧接させ、ピックアップで電気的に増幅させるという、打楽器に対する収音方法です。この技術は、エレクトリックギターの電磁誘導の原理を打楽器に応用したもので、打楽器の音響特性を大きく向上させる可能性を秘めています。

近年の活動

近年では、ハイリーズドラムのメインセット『Highleads-W8』を発表し、ライブ活動や講演会を通じて、音楽の可能性を広げる活動を続けています。アーティスト「ともだしんご」として楽曲配信も開始し、ソロ活動も積極的に展開しています。

友田真吾は、音楽家、発明家として、常に新しい可能性を追求し、音楽業界に貢献し続けています。

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