友直子

友直子（とも なおこ）

友直子は、1961年2月24日生まれの日本の元女優です。本名は、大口直子といいます。東京都出身で、麹町学園女子中学校・高等学校を卒業しています。身長は156cm。かつては、ジャックプロダクション、アクターズセブンに所属していました。

経歴

高校3年生の時、1978年7月に行われたオーディションで、5万倍以上という非常に高い競争率の中選ばれました。木村理恵の後任として、「太陽にほえろ!」の捜査第一係4代目内勤員（マスコットガール）である松原直子役を演じ、1978年10月20日放送の第325話「波止場」でデビューしました。

本人はオーディションについて、「友人が応募はがきを出してしまったので、仕方なく受けた」と語っています。それまで「太陽にほえろ!」で好きな出演者は、山さんこと山村精一役の露口茂だったそうです。

芸名の名付け親は、「太陽にほえろ!」のメインライターを務めていた小川英です。「みんなの友達になりたい」という本人の気持ちが反映されています。

「太陽にほえろ!」では、歴代の中で最も長い4年間マスコットガールを務め上げ、第527話で降板しました（その後、第561話にもゲスト出演）。主演エピソードも2つあります（第417話「ボスの誕生日」と第499話「こわれた時計」）。

「太陽にほえろ!」降板後は、「大岡越前」や「水戸黄門」に町娘役でゲスト出演するなど、1980年代中頃まで活動しました。

その後、元東京キッドブラザーズの磯部弘と婚約しています。

「太陽にほえろ!」がDVD化された際には、同時期に共演していた宮内淳、木之元亮、渡辺徹と特典映像で対談しています。

特技はピアノです。またデビュー当時、飛行機に関することなら何でも好きで、時間があれば羽田空港に出かけていると話していました。

出演作品

太陽にほえろ!（NTV） - 松原直子 役
第325話「波止場」 - 第527話「雨の降る街」（1978年 - 1982年）
第561話「12年目の真実」（1983年）
江戸の朝焼け 第1話「鈴虫の男」（1980年、CX）
思えば遠くへ来たもんだ（1981年、TBS） - 持田和美 役
月曜ワイド劇場（ANB）
悲しみの交通刑務所 死んでもあなたを許さない!（1983年）
深川通り魔殺人事件 昭和56年初夏 この恐るべき惨劇はなぜ…（1983年）
京都マル秘指令 ザ新選組 第6話「脅迫6 娘を人間大文字焼きにするぞ!」（1984年、ABC）
ザ・サスペンス / エメラルドの海が憎い（1984年、TBS）
大岡越前 第8部 第8話「美女を餌食の悪徳仁術」（1984年、TBS） - お千代 役
水戸黄門（TBS）
第15部 第33話「わしは天下の占い師 -小諸-」（1985年） - お清 役
第16部 第9話「闇を裂く忍びの死闘」、第10話「悪を断った鍾馗の舞い」（1986年） - あけみ 役

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