古遠部温泉

古遠部温泉

古遠部温泉（ふるとうべおんせん）は、青森県平川市碇ヶ関西碇ヶ関山の山あいにある、一軒宿の温泉地です。豊かな自然に囲まれた場所にひっそりと佇み、温泉情緒あふれる雰囲気が魅力です。

泉質

古遠部温泉の泉質は、含石膏弱食塩泉です。源泉温度は42℃で、毎分800リットルという豊富な湧出量を誇ります。湧き出る温泉はすべて源泉掛け流しで使用されており、贅沢な湯浴みを堪能できます。浴室には温泉が川のように流れ込み、飲泉も可能です。湯の花が大量に付着し、浴室だけでなく、旅館の外にも堆積物のドームを形成するほどです。

入浴

入浴施設は男女別の内湯のみです。人が少ない時間帯には、浴室内で仰向けになり、浴槽から溢れ出る湯を楽しむことができます。地元ではこの状態を「トドになる」と表現するそうです。

歴史

古遠部温泉は、1975年（昭和50年）頃、黒鉱のボーリング調査中に偶然自噴した温泉です。

温泉地

古遠部温泉は、山あいに自噴する温泉で、温泉宿が1軒のみという、ひなびた風情が魅力の温泉地です。碇ヶ関温泉郷に属しています。

アクセス

鉄道: 奥羽本線 碇ケ関駅より国道7号 - 国道282号経由、車で約15分

関連項目

温泉
日本の温泉地一覧

外部リンク

古遠部温泉
古遠部温泉 - 平川市観光協会
古遠部温泉 - 碇ヶ関村商工会 - ウェイバックマシン（2014年4月26日アーカイブ分）

古遠部温泉は、日々の喧騒を忘れ、静かに温泉を楽しみたい方におすすめの温泉地です。豊富な湯量と良質な泉質、そして何よりもそのひっそりとした雰囲気が、訪れる人を癒してくれるでしょう。 "トドになる"体験をしに、ぜひ一度足を運んでみてください。

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