可茂総合庁舎

可茂総合庁舎について

可茂総合庁舎（かもそうごうちょうしゃ）は、岐阜県美濃加茂市に位置する重要な公共施設です。正式な名称は岐阜県可茂総合庁舎であり、可茂地区（美濃加茂市、可児市、加茂郡、可児郡）を中心に、地域の行政機関や公共団体が多く入居しています。

所在地とアクセス

庁舎の住所は岐阜県美濃加茂市古井町下古井2610番地1で、地理的には北緯35度26分22.1秒、東経137度1分30.8秒の位置にあります。公共交通機関を利用する場合、JR高山本線や太多線、長良川鉄道越美南線の美濃太田駅から徒歩で約15分の距離です。また、「あい愛バス」の「まちなかぐるっと線」を利用し「可茂総合庁舎」バス停で下車するとすぐに到着できます。

主な機関と機能

可茂総合庁舎には、複数の重要な行政機関が入居しています。主な施設としては、岐阜県可茂県事務所、岐阜県可茂保健所、岐阜県中濃子ども相談センター、岐阜県可茂農林事務所、岐阜県中濃家畜保健衛生所、及び岐阜県可茂土木事務所が挙げられます。さらに、自衛隊岐阜地方協力本部美濃加茂地域事務所もこの庁舎に位置しています。

この庁舎は、可茂地区の公共サービスが集約されているため、地域住民にとっては非常に重要な存在です。市民が必要な行政サービスにアクセスしやすい環境が整えられており、コミュニティとの連携も強化されています。

周辺区域の管轄

可茂総合庁舎は、関市や美濃市の一部区域も管轄しています。これに関連して、関市や美濃市に存在する中濃総合庁舎や郡上総合庁舎にも一部の機能が移譲されています。これにより、地域の行政サービスが効率的に提供される仕組みが整っています。

建物の構造

地上5階建ての可茂総合庁舎は、近隣の加茂警察署に隣接して位置し、施設そのものは近代的であり、各階には必要な機関やサービスが配置されています。この設計により、利用者がスムーズに目的の部署にアクセスできるよう配慮されています。

その他の総合庁舎

岐阜県内には、可茂総合庁舎の他にも、西濃総合庁舎（大垣市）、東濃西部総合庁舎（多治見市）、飛騨総合庁舎（高山市）、揖斐総合庁舎（揖斐川町）、中濃総合庁舎（美濃市）および郡上総合庁舎（郡上市）、恵那総合庁舎（恵那市）、下呂総合庁舎（下呂市）などがあります。特に可茂、岐阜西濃、東濃西部、飛騨の4箇所は主要な総合庁舎とされています。

可茂総合庁舎は、地域の行政機関が集う中心的な存在として、住民の生活を支える重要な役割を果たしています。

もう一度検索