台原駅について
台原駅(だいのはらえき)は、
宮城県仙台市青葉区台原森林公園に位置する、
仙台市地下鉄南北線の駅です。駅番号はN05で、市民の足として重要な役割を担っています。
歴史
1987年(昭和62年)7月15日:開業。
2010年(平成22年)
1月23日:可動式ホーム柵の運用を開始し、安全性が向上しました。
2011年(平成23年)
3月11日:
東日本大震災が発生し、一時的に営業を休止しました。
3月14日:当駅~富沢間の営業を再開。当駅以北は代行バスでの運行となりました。
4月29日:全線が復旧し、通常の運行に戻りました。
2014年(平成26年)12月6日:IC乗車券icscaが導入され、利便性が向上しました。
2022年(
令和4年)3月11日:駅構内の内照式案内サインが更新され、より見やすくなりました。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する
地下駅です。旭ヶ丘駅方面に渡り線があり、緊急時などに使用されます。地上部分はバスプールとして整備されています。
のりば
1番線:富沢方面
2番線:泉中央方面
利用状況
2022年度の1日平均乗車人数は5,606人です。多くの人が利用する駅となっています。
駅周辺
駅周辺には、以下のような施設や名所があります。
瞑想の松:明治の文豪・高山樗牛が、旧制二高時代に失恋の痛手を癒すために瞑想した場所と伝えられています。
小松島公園:市民の憩いの場として親しまれています。
台原森林公園:緑豊かな公園で、散策やピクニックに最適です。
仙台文学館:仙台ゆかりの文学者の資料を展示しています。
東北労災病院:地域医療を支える重要な病院です。
仙台北郵便局、仙台台原郵便局:郵便・金融サービスを提供しています。
仙台市立台原小学校・中学校:地域の子供たちが学ぶ学校です。
東北医科薬科大学本部キャンパス:医学・薬学分野の研究が行われています。
東北高等学校小松島キャンパス:学生たちの学び舎です。
七十七銀行小松島支店、仙台銀行台原支店:金融サービスを提供しています。
バス乗り場
駅前からは、
仙台市営バスが多数発着しています。主な路線は以下の通りです。
1番:[S159]県庁市役所経由 仙台駅、[S250][S259]宮町経由 仙台駅、[40]八乙女駅
2番:[A50]自由ケ丘経由 鶴ケ谷七丁目・旭ケ丘駅、[X55]自由ケ丘経由 鶴ケ谷七丁目・東仙台営業所、[55]自由ケ丘経由 鶴ケ谷七丁目、[H55]自由ケ丘・鶴ケ谷七丁目経由 原ノ町駅・宮城野区役所前
3番:[A41]旭ヶ丘二丁目経由 旭ケ丘駅、[A51][A53]与兵衛沼公園・鶴ケ谷八丁目経由 鶴ケ谷七丁目・旭ケ丘駅、[60]安養寺二丁目経由 原ノ町駅・宮城野区役所前、[65]与兵衛沼公園経由 東仙台営業所、[S130]高松・県庁市役所経由 安養寺二丁目・仙台駅、[S135]幸町一丁目・県庁市役所経由 安養寺二丁目・仙台駅
その他
開業前の仮称は「瓦山」でした。これは旧住居表示の「原町小田原字瓦山」に由来します。
2011年の東日本大震災では、当駅が一時的な終点となり、富沢方面からの列車は当駅で折り返し運転を行いました。また、当駅以北はバスによる振替輸送が実施されました。
当駅と
仙台駅間は、
仙山線との代替輸送対象路線に指定されており、東照宮駅と北
仙台駅が代替輸送指定駅となっています。
隣の駅
仙台市地下鉄南北線
旭ヶ丘駅 (N04) -
台原駅 (N05) - 北
仙台駅 (N06)
外部リンク
台原駅 - 仙台市交通局