吉見一豊

吉見一豊 (よしみ かずとよ)

プロフィール

吉見一豊は、1966年2月23日生まれの日本の俳優・声優で、愛媛県を故郷としています。彼は愛媛県立宇和島南高等学校を卒業し、その後1986年に円演劇研究所に入所しました。1989年には演劇集団 円の会員となり、以来、精力的に舞台活動や映像出演を行なっています。

演技スタイルと特技

身長172センチの吉見は、演技力に加え、特技として空手と卓球を持ち、さらに音域はハイバリトンです。その独特な声と表現力を駆使し、さまざまな役柄を演じ分けています。

主な出演作

映画

吉見は映画界でも知られており、いくつかの注目作品に出演しています。特に、恩地日出夫監督の『蕨野行』では団右衛門の役で印象を残し、2023年には松竹製作の『シャイロックの子供たち』にてシャイロック役を務めました。

テレビドラマ

彼はテレビドラマにおいても幅広い作品に登場しています。代表作には、1990年に放送された『土曜ワイド劇場 松本清張サスペンス・黒い空』や、2007年の『火曜サスペンス劇場 わが町8』があり、様々なキャラクターを演じてきました。さらに、NHKの大河ドラマシリーズにおいても何度も重要な役を演じ、特に『龍馬伝』や『おんな城主 直虎』などでその存在感を示しました。

吹き替え

映画の吹き替えにも多く携わっており、例えば『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅|アリス・イン・ワンダーランド_時間の旅』や『インビジブル2』など、声優としてもその実力を発揮しています。

舞台

舞台ではさまざまな演目に出演し、『イワーノフ』や『マクベス』など、クラシックな演目から現代劇まで幅広く演じています。特に、演出家岩松了とのコラボレーションが多く、印象的な役柄を数多く演じてきました。

人物

吉見は演技の印象から多才な人物と評価されています。特技の空手や卓球を生かし、身体的な表現も得意で、役作りに真摯に取り組む姿勢が評価されています。

まとめ

吉見一豊は、映画、テレビ、舞台で活躍する日本の実力派俳優・声優です。多岐にわたる役取りやその独特の雰囲気で、多くのファンに支持されています。今後の活躍にも注目が集まる彼は、演劇集団 円の一員として日本のエンターテイメント界で重要な存在となっています。

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