名古屋大学附属図書館

名古屋大学附属図書館は、愛知県名古屋市にある名古屋大学構内に位置する大学図書館です。

概要

1939年（昭和14年）に設立されたこの図書館は、名古屋大学の教育・研究活動に必要な学術情報の提供を主な目的としています。図書館は、東山キャンパスにある中央図書館（1981年竣工）を中心に、鶴舞キャンパスの医学部分館、大幸キャンパスの保健学図書室、そして学部や研究所などに附属する約30か所の部局図書室で構成されています。これらの図書館を合わせた蔵書数は、2019年度時点で約335万冊に上ります。

特筆すべき点として、東山キャンパスに以前存在した図書館（古川図書館、1964年竣工）の建物は、現在は名古屋大学博物館として活用されています。この歴史的な建物は、図書館としての役割を終えた後も、大学の文化的な資産として大切に保存されています。

所蔵品

名古屋大学附属図書館は、中央図書館だけでなく、各部局図書館においても教育・研究に不可欠な国内外の貴重な文書を多数所蔵しています。これらの貴重な資料の中には、電子化が進められているものもあり、利用者はオンラインでもアクセスできるようになっています。特に注目すべき所蔵品として、高木家文書が国の重要文化財に指定されており、図書館の歴史的価値を一層高めています。

利用

図書館の主な利用者は名古屋大学の学生や教職員ですが、中央図書館に関しては、学外の方でも利用が可能です。ただし、一部利用に制限が設けられています。また、部局図書室の利用については、学外者向けに個別のルールが定められているため、利用を希望する場合は事前に確認が必要です。

その他の情報

名古屋大学附属図書館は、学術情報の提供だけでなく、研究活動のサポートも積極的に行っています。図書館のウェブサイトでは、蔵書検索や電子ジャーナルへのアクセス、各種サービスに関する情報が提供されており、利用者は必要な情報を効率的に入手できます。

外部リンク

名古屋大学附属図書館
名古屋大学附属図書館 - CiNii Books
* 名古屋大学附属図書館中央図書館 - カーリル

これらの外部リンクを通じて、名古屋大学附属図書館のより詳しい情報を得ることができます。

名古屋大学附属図書館は、学術研究の中核を担う重要な施設として、今後もその役割を果たし続けるでしょう。

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