吟遊詩人の唄

「吟遊詩人の唄」は、1978年2月20日にリリースされた甲斐バンドの9枚目のシングルです。表題曲は、レオ・セイヤーの楽曲"One Man Band"のカバーとして知られています。

概要

このシングルは、オリコンチャートで最高98位を記録しました。甲斐バンドのファーストアルバム『らいむらいと』にも「吟遊詩人の唄」は収録されていましたが、シングルカットされたのはライブアルバム『サーカス&サーカス』に先行した、同アルバムからのライブテイクでした。B面には、『この夜にさよなら』からの楽曲「くだけたネオンサイン」のライブテイクが収録されています。

注目すべき点として、「くだけたネオンサイン」のライブテイクは、リリース当初の『サーカス&サーカス』には収録されていませんでした。その後、リマスター盤のボーナストラックとして追加収録されています。

収録曲

1. 吟遊詩人の唄 （LIVE Version）
作詞：Leo Sayer、訳詞：甲斐よしひろ、作曲：Dave Courtney
2. くだけたネオンサイン （LIVE Version）
作詞：大森信和・甲斐よしひろ、作曲：大森信和

カバー

「吟遊詩人の唄」は、岩崎宏美によってカバーされています。彼女のカバーバージョンは、1981年11月5日に発売されたカバーアルバム「すみれ色の涙から…」に収録されています。

関連事項

1978年の音楽
吟遊詩人

このシングルは、甲斐バンドの音楽的ルーツと、ライブパフォーマンスへの情熱を示す作品と言えるでしょう。レオ・セイヤーの楽曲を甲斐よしひろが日本語詞で表現し、新たな魅力を引き出した点も評価できます。また、岩崎宏美によるカバーバージョンは、楽曲の普遍性を示しています。

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