呉玫玲(ご ばいれい、
1973年1月6日 - )は、
台湾の
柔道選手です。主に66kg級で活躍しました。身長は167cm。
人物と経歴
呉玫玲は、1988年のアジア選手権61kg級で3位に入賞し、その才能を早くから開花させました。その後、階級を66kg級に上げ、1991年の世界選手権では7位という成績を残します。同年のアジア選手権では2位に入賞しました。
1992年のバルセロナオリンピックでは、初戦で優勝候補であったキューバのオダリス・レベと対戦し、総合負けを喫しました。1993年の環太平洋
柔道選手権大会では、66kg級で2位となったものの、無差別級では見事優勝を果たしました。また、同年のアジア選手権61kg級でも2位に入賞しています。
1994年のアジア大会では、準決勝で世界チャンピオンである韓国のチョ・ミンソンに敗れ、3位となりました。世界学生でも3位に入賞しています。1995年のユニバーシアードでは3位、アジア選手権では準決勝で再びチョ・ミンソン、決勝では日本の
大石愛子を破り、優勝を果たしました。
1996年のアトランタオリンピックでは、2回戦で日本の
一見理沙をわずか10秒で大外返で破るという鮮烈な勝利を飾りました。しかし、3回戦でオランダのクラウディア・ズウィールスに警告で敗れ、敗者復活戦でもアメリカのリリコ・オガサワラに
背負投で敗れ、9位に終わりました。1997年の東アジア大会、1998年のアジア大会では、それぞれ3位に入賞しています。
主な戦績
1988年 - アジア選手権 3位(61kg級)
1991年 - 世界選手権 7位
1991年 - アジア選手権 2位
1993年 - 環太平洋
柔道選手権大会 66kg級 2位、無差別 優勝
1993年 - アジア選手権 2位(61kg級)
1994年 - アジア大会 3位
1994年 - 世界学生 3位
1995年 - ユニバーシアード 3位
1995年 - アジア選手権 優勝
1996年 - アトランタオリンピック 9位
1997年 - 東アジア大会 3位
1998年 - アジア大会 3位
外部リンク
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呉玫玲 - JudoInside.com のプロフィール(英語)