和歌山県道13号和歌山橋本線
和歌山県道13号和歌山橋本線は、
和歌山県の
和歌山市から
橋本市に至る
主要地方道です。この道は、
和歌山市の堀止交差点から始まり、
紀の川市を経て
橋本市に向かうルートを取っています。
概要
国道24号とは異なり、紀の川の左岸を沿う形で通るこの県道は、
紀の川市の南側をわざわざ迂回する形で延びており、国道よりも南側を通っています。このため、風景を楽しみながらのドライブができる
道路として知られています。
路線データ
歴史
和歌山橋本線は、1982年に
建設省(現在の
国土交通省)から
主要地方道に指定されました。その後、
1983年には正式に
和歌山県が路線認定を行い、
1993年には再度
主要地方道として認識された歴史があります。
近年では、
2015年から
2019年にかけて多くの区間で供用が始まり、周辺のインフラ整備が進んでいます。また、2023年には都市計画
道路南港山東線の延長が開通し、交通の利便性が向上しました。
路線状況
新しい
道路の建設に伴い、過去の位置にある旧道も多く残されています。これらの旧道は、歴史的な大和街道の名残を留め、旅行や散策に訪れる人々に魅力を提供しています。
旧道
旧道には、以下のようなルートが存在しています:
- - 和歌山市中島から杭ノ瀬を経て、和田川の北岸を通る狭路(旧竈山街道)。
- - 和歌山市田尻から神前を経て吉礼に至る二車線の道。
- - 吉礼から山東中、永山に至る狭道。
- - 貴志川町北から桃山町市場へ向かう狭隘道路。
新道
新しい
道路としては、以下のバイパスがあります:
- - 和歌山市中島から新中島経由で和田に向かう四車線のバイパス。
- - 和歌山市和田から岡崎経由で吉礼に至る二車線から四車線のバイパス。
地理
和歌山橋本線は、
和歌山市、
紀の川市、
伊都郡、
かつらぎ町、
九度山町、
橋本市など数多くの自治体を通過します。
この県道は、
国道42号や複数の県道と交差し、交通の中心としての役割を果たしています。
また、紀の川を挟んだ
国道24号との並行性や、その旧道の歴史的な背景にも注目されるべきポイントです。
まとめ
和歌山県道13号和歌山橋本線は、交通インフラとしてだけでなく、観光など多様な用途に応える重要な
道路です。利用者にとって、有意義な
道路として今後も発展していくことでしょう。