和歌山県道15号新和歌浦梅原線

和歌山県道15号新和歌浦梅原線

和歌山県道15号新和歌浦梅原線（わかやまけんどう15ごう しんわかうらうめはらせん）は、和歌山県和歌山市を通る重要な主要地方道です。この道路は和歌山市雑賀崎から梅原まで続いており、地域内の交通の要所とされています。

概要

この路線は雑賀崎を起点に、加納町交差点までの区間が通称「大浦街道」の一部として知られています。そして、加納町交差点から和歌山市駅前を経由して宇治交差点までの部分は、「北大通り」として親しまれ、多くの車両が行き交う片側2車線の広い道路です。また、北島交差点から梅原交差点までの区間は、孝子越街道と接続し、歴史ある道の一部を引き継いでいます。

路線データ

• - 実延長: 9.818 km
• - 起点: 和歌山市雑賀崎
• - 終点: 和歌山市中（梅原交差点、和歌山県道146号西脇梅原線・和歌山県道752号和歌山阪南線との交差点）

歴史

この道路は、昭和戦前期に設計された道路の一部で、元々は国道16号の新道として開通しました。その後、国道26号に指定されましたが、1971年には国道26号のバイパスとして梅原交差点までの区間が開通し、そこで現在の県道としての役割を果たすことになりました。

1993年5月11日には、和歌山市の停車場と新和歌浦を結ぶ路線が、新和歌浦梅原線として主要地方道に認定され、1994年4月1日には和歌山県によって正式に主要地方道として認識されることになりました。

路線状況

この県道には、他の県道とも重複区間があり、特に和歌山県道7号粉河加太線との重複部分が存在します。この区間では、和歌山市内の交通が円滑に流れるように配慮されています。

主な橋

この路線における重要な橋は「北島橋」で、紀の川に架かる全長620.5メートルの橋です。この橋は1936年に完成しました。

地理

和歌山県道15号新和歌浦梅原線は、和歌山市内を通過します。この道路を利用することで、地域の移動がスムーズになり、アクセスの向上に寄与しています。

交差する道路

• - 和歌山県道151号新和歌浦線（雑賀崎交差点）
• - 和歌山県道16号和歌山港線（加納町交差点）
• - 和歌山県道752号和歌山阪南線（紀ノ川大橋）
• - 国道24号（国道26号の重複区間、宇治交差点）
• - その他、さまざまな県道と接続しています。

沿線施設

沿線には南海電気鉄道の南海本線やJR紀勢本線の和歌山市駅などもあり、交通の便が良好です。

このように和歌山県道15号新和歌浦梅原線は、地元の重要な交通インフラの一つであり、地域の経済や生活を支える役割を果たしています。

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