唐山駅

唐山駅の概要

唐山駅（とうざんえき）は、中華人民共和国河北省唐山市路北区に位置する鉄道駅です。この駅は中国鉄路総公司（CR）の一等駅として、北京鉄路局に属しています。また、唐山駅は重要な交通の拠点として機能し、多数の路線が接続しています。

乗り入れ路線

唐山駅には、以下の3つの主要な路線が乗り入れています。

• - 津山線
• - 津秦旅客専用線
• - 京唐都市間鉄道

これにより、唐山駅は多くの地域と直結し、旅行者や通勤者にとって便利な交通手段を提供しています。

歴史

唐山駅の歴史は1881年に遡ります。中国で最初に国産の鉄道として誕生した唐胥線の開通が、その始まりです。1882年には唐山駅が正式に開業し、地域の交通の中心として機能し始めました。しかし、その歴史は決して平坦ではありません。

1907年には現在の唐山南駅の位置に移設され、1976年7月28日には唐山大地震が発生し、駅は壊滅的な被害を受けました。この大地震からの復旧作業は長く続き、1983年11月15日には復旧が完了しました。

その後、1993年3月17日には京山線のために新たな唐山西駅の建設が開始され、1994年11月1日には唐山西駅が正式に開業しました。1996年6月26日には旧唐山駅の運行が停止し、唐山南駅に改名され、その後、唐山西駅が唐山駅として再名称されました。

駅の大規模な改装作業は2010年4月から始まり、2013年11月26日には新しい駅舎が開放されました。加えて、2013年12月1日には津秦旅客専用線が開業し、2015年11月6日には京哈線唐山北駅との接続が行われました。これにより、天津駅を経由せずに北京駅へ直通の列車が運行されるようになりました。

最新の出来事として、2022年12月30日には京唐都市間鉄道が開業し、さらなる利便性の向上が図られました。

駅構造

唐山駅は地上4階建ての高架駅で、ホームは7面16線を持つ広大な構造をしています。このような設計は、多数の列車を効率よく捌くために必要不可欠です。また、駅内にはさまざまな施設が整備されており、利用者にとって快適な環境を提供しています。

隣の駅

唐山駅は周辺の駅とも良好な接続を保っており、特に以下の駅と隣接しています。

• - 津山線：豊南駅 - 唐山駅 - 楊家口駅
• - 津秦旅客専用線：浜海北駅 - 唐山駅 - 灤河駅
• - 京唐都市間鉄道：唐山西駅 - 唐山駅

関連項目

唐山駅は、中華人民共和国の鉄道網の重要な一部であり、旅客輸送だけでなく経済活動にも寄与しています。交通機関としての役割に加え、周辺地域の発展にも大きく貢献しています。さらに、ウィキメディア・コモンズには、唐山駅に関する情報を集めたカテゴリがありますので、興味がある方はぜひご覧ください。

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