唐津赤十字病院

唐津赤十字病院の概要

唐津赤十字病院は、佐賀県唐津市にある重要な医療施設で、日本赤十字社佐賀県支部が運営しています。この病院は、内科や外科、小児科をはじめとする多岐にわたる診療科を有し、患者さんの幅広いニーズに応えています。特に、集中治療室（ICU）や冠疾患治療室（CCU）を完備しており、急性期医療に対応できる体制を整えています。

沿革

唐津赤十字病院は、1957年10月に内科、外科、小児科、理学診療科の4科体制で開院しました。その後、1970年には唐津市の助産施設に指定され、1981年には病院群輪番制病院として救急指定を受けました。また、1993年にはHIV感染症に関する中核医療機関としても認められています。

1997年には地域災害医療センターとしての指定を受け、2007年には地域がん診療連携拠点病院としての機能も果たすようになりました。さらに、開院50周年を迎えた同年には、地域医療支援病院の指定も受けています。

近年では2016年に二タ子から和多田へ移転し、最新の医療設備を取り入れるとともに、救命救急センターを設置しました。このような取り組みを通じて、地域の健康維持に貢献しています。

診療科の紹介

唐津赤十字病院は、以下の診療科を設けています：

• - 内科（神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、血液内科、糖尿病内科、腎臓内科）
• - 外科（乳腺外科、消化器外科）
• - 小児科
• - 整形外科
• - 脳神経外科
• - 皮膚科
• - 泌尿器科
• - 産婦人科
• - 眼科
• - 耳鼻咽喉科
• - 放射線科
• - 麻酔科
• - リハビリテーション科
• - 救急科
• - 歯科
• - 歯科口腔外科

また、看護部、診療録管理室、検査部、薬剤部、放射線技術課、リハビリテーション課、栄養課、医療安全推進センターなど、多様な診療支援部門も設置されています。

医療機関の指定と資格

唐津赤十字病院は、地域医療支援病院や地域がん診療連携拠点病院、三次救命救急センター、地域災害拠点病院など、数々の医療機関としての指定を受けています。さらに、臨床研修病院や感染症医療機関としても機能しており、地域の医療提供において重要な役割を担っています。

交通アクセス

唐津赤十字病院へのアクセスは以下の通りです：

• - 列車：JR西唐津駅から徒歩約15分
• - バス：昭和バス「日赤病院前」バス停から徒歩約15分
• - 車：二丈浜玉有料道路から車で約20分

このように、交通の便も良く、地域住民が利用しやすい立地にあります。

まとめ

唐津赤十字病院は、歴史的背景と充実した医療体制を持つ病院であり、地域住民の健康をサポートするために日々努力しています。今後も変わらず、地域の医療ニーズに応えていくことでしょう。

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