善通寺バイパス

善通寺バイパスについて

善通寺バイパスは、香川県の丸亀市原田町から善通寺市大麻町に至る延長7.5kmの国道319号のバイパスです。現在、バイパスとして供用されているのは、丸亀市原田町から善通寺市生野町までの4.7km区間で、4車線の道路が整備されています。

路線の基本情報

• - 起点: 丸亀市原田町（原田西交差点、国道11号坂出丸亀バイパスとの交点）
• - 終点: 善通寺市大麻町
• - 延長: 7.5km
• - 車線数: 4車線
• - 設計速度: 60km/h
• - 制限速度: 50km/h

道路の詳細

このバイパスは、第一工区が第4種第1級、第二工区が第3種第2級の規格であり、幅員は第一工区が30.0m、第二工区が25.0mとなっています。車線幅は3.5mで、安全運転が支援されています。

歴史と沿革

善通寺バイパスの事業化は1974年度に始まりました。1980年12月には都市計画が決定され、1981年度から用地の取得が進められました。そして1983年度に工事が開始され、1987年12月には高松自動車道善通寺ICの開通に合わせて、丸亀市原田町から善通寺市金蔵寺町間が供用を開始しました。

その後、1992年には善通寺市金蔵寺町から与北町間が供用され、同年に都市計画が変更されました。2003年には国道11号坂出丸亀バイパスの延長に伴い、一部が国道319号の単独区間として再編成されました。さらに、2007年4月には善通寺市与北町から生野町間が供用開始となり、現在では開通している4.7kmのバイパス区間が利用可能です。

通過する自治体

このバイパスは、丸亀市と善通寺市の二つの自治体を通過します。
バイパスは、高松方面への交通の流れの一部であり、坂出丸亀バイパスや国道32号と接続しています。これにより、香川県内の交通機能が向上し、地域住民や物流にとっても重要な役割を果たしています。

現在の状況と将来の展望

現在、残されているのは善通寺市生野町から大麻町までの2.8kmの区間で、拡幅の時期は未定となっています。
バイパスとして全線開通したことで交通の円滑化が進み、多くのドライバーにとって便利なルートとなりました。このバイパスにより、香川県内のさらなる発展が期待されます。

主な構造物

バイパスには、特に善通寺大橋が有名で、交通の要所として多くの通行車両が行き交います。

関連情報

善通寺バイパスの開通に伴い、香川県道25号善通寺多度津線が旧319号として経路が変更されました。四国地方の道路一覧でも、このバイパスの存在は重要な位置を占めています。

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