四条大宮駅

四条大宮駅の概要

四条大宮駅（しじょうおおみやえき）は、京都府京都市下京区に位置し、京福電気鉄道嵐山本線の起点となる停留場です。この駅はA1という駅ナンバリングが付与されており、非常に便利な場所にあります。駅の構造は地平にあり、駅舎は四条大宮交差点の南西角に設置されています。対面位置には、地下駅として知られる阪急電鉄大宮駅があります。

歴史

四条大宮駅という名称は、四条通と大宮通が交わる地点にあることから付けられました。駅の前にはかつて京都市電の千本線、四条線、大宮線、梅津線が通っており、当駅も同名の四条大宮停留場として知られていました。

年表

• - 1910年（明治43年）3月25日：嵐山電車軌道が京都駅として開業。
• - 1918年（大正7年）4月2日：経営が統合され、嵐山電鉄の停留場となる。
• - 1925年（大正14年）11月16日：四条大宮駅に改称。
• - 1942年（昭和17年）3月2日：京福電気鉄道に路線が引き継がれる。
• - 1986年（昭和61年）7月：現在の駅舎が完成。
• - 2007年（平成19年）3月19日：駅番号A1が付与される。

当初、四条大宮駅と西院駅の間には駅番号が欠番となっていましたが、2016年に再整備が行われ、番号の欠番は解消されました。

設備と構造

四条大宮駅は地上停留場で、ホームは3面2線という櫛形構造です。主に1番線が利用されています。また、駅の地上部分には日本生命四条大宮ビルが隣接しており、一体化した構造を持っています。駅内部には、男女別の水洗トイレが改札内南側に設置されており、終日駅員が配置されています。さらに、自動券売機も2台設置されています。ICカード（ICOCAなど）にも対応しており、簡易改札機を利用しています。

周辺の交通

四条大宮駅の周辺には、阪急京都線の大宮駅があり、そこへは横断歩道を渡ってアクセスする必要があります。周辺地域には他にも京都電気鉄道の本社が位置しており、利便性の高い立地となっています。

近隣の停留場

嵐山本線における隣接する停留場は西院駅（A2）で、以前はその間に壬生駅が存在していましたが、1971年に廃止されました。四条大宮駅は、観光名所へのアクセスも良く、旅行者にとって重要な交通拠点となっています。

このように、四条大宮駅はその立地、利用しやすい設備、長い歴史を持つ重要な停留場です。旅行や日常の移動において、多くの人々にとって欠かせない駅となっています。

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