概要
宮崎県東諸県郡国富町にある東
九州自動車道のスマート
インターチェンジ(SIC)である国富スマートICは、
2019年10月6日に供用を開始しました。宮崎西ICから約5.2km北側に位置し、
ETC搭載車であれば全車種24時間利用可能です。上下線双方向の出入が可能な本線直結型SICとして、地域住民や観光客の利便性向上に大きく貢献しています。
国富スマートICの開設と同時に、これまでは本線上に設置されていた国富バスストップもIC内に移設されました。これにより、バスの利用者にとっても安全で快適なアクセス環境が実現しました。
歴史
国富スマートICおよび国富バスストップの歴史を振り返ってみましょう。
2001年3月31日: 西都IC - 宮崎西IC間の東九州自動車道が開通。この際に、国富バスストップが本線上に設置されました。
2013年6月11日:
国土交通省より、国富スマートICの追加設置が認可されました。
2015年10月2日: 国富スマートICの建設工事が開始されました。
2018年6月1日: スマート
インターチェンジの名称が正式に「国富スマートIC」に決定されました。
2019年10月6日: 国富スマートICが供用開始されました。
2019年10月7日: 国富バスストップが本線上から国富スマートIC内に移設されました。
周辺情報
国富スマートIC周辺には、様々な施設があります。
医療機関: けいめい記念病院
教育機関: 木脇小学校・中学校、
宮崎県立本庄高等学校、本庄小学校・中学校
公共施設: 国富町役場
レクリエーション: 国富運動公園
歴史・文化: 本庄古墳群、万福寺、大将軍神社
自然: 九州中央山地国定公園(綾地区)、綾の照葉樹林、照葉大吊橋、
本庄川(綾南川)、綾北川
これらの施設は、国富スマートICを利用することでアクセスが容易になり、地域経済の活性化にも繋がっています。
接続道路
国富スマートICは、
宮崎県道26号宮崎須木線と直接接続しています。この道路は、国富町内だけでなく、周辺地域へのアクセスにも重要な役割を果たしています。
国富バスストップ
国富バスストップは、国富スマートICの供用開始に伴い、本線上からIC内へ移設されました。現在、東
九州自動車道を運行するバスが停車しており、安全で利便性の高いバス利用環境が整備されています。
E10 東九州自動車道
(28) 西都IC
(28-1) 国富スマートIC・国富バスストップ
宮崎BS
* (29) 宮崎西IC
まとめ
国富スマートICの整備は、東
九州自動車道の利便性向上に大きく貢献しています。周辺地域住民の生活利便性向上に加え、観光客誘致による地域経済の活性化にも期待できます。国富スマートICと国富バスストップは、地域社会にとって重要なインフラであると言えるでしょう。