国立光明寮

国立光明寮について

国立光明寮は、視覚に障害を持つ方々の社会参加と自立を支援するために設立された、厚生労働省所管の国立の障害者支援施設です。かつては独立した組織でしたが、組織再編により現在は国立障害者リハビリテーションセンターの一部門として運営されています。

主な業務

国立光明寮の主な業務は、視覚障害者の更生に必要な知識や技能を付与し、社会生活への適応訓練を行うことです。具体的には、日常生活における様々な動作の訓練、職業に必要な技能の習得、そして就職支援など、幅広い支援を提供しています。

組織体制

国立光明寮は、寮長を中心とした組織体制をとっています。寮長は、施設の事務全般を管理・運営する責任者です。その下に、以下の3つの課が置かれています。

庶務課: 職員の人事、会計、物品管理など、施設運営に関わる事務全般を担当します。また、他の課に属さない事務も取り扱います。
指導課: 入寮者の入退寮手続き、生活指導、就職相談、そして退寮後のフォローアップなど、入寮者の生活全般をサポートします。また、視覚障害者の生活や就職に関する相談にも対応します。
教務課: 入寮者に対する教育や職業訓練の実施、視覚障害者の職業に関する調査・研究を担当します。視覚障害者が社会で活躍するための専門的な知識や技能の習得を支援します。

各センターの所在地

国立光明寮は、全国に以下の4つのセンターを有しています。

国立函館視力障害センター: 北海道函館市
国立塩原視力障害センター: 栃木県那須塩原市（塩原御用邸跡地）
国立神戸視力障害センター: 兵庫県神戸市
国立福岡視力障害センター: 福岡県福岡市

これらのセンターでは、それぞれの地域の実情に合わせた支援を提供しています。

関連情報

国立光明寮は、視覚障害者の社会参加を促進するために、専門的な知識と技術を持った職員が支援を行っています。視覚障害に関する専門的な知識を学ぶ場として、医療系の専修学校も存在します。また、厚生労働省の関連ウェブサイトでは、国立光明寮に関するより詳細な情報を確認できます。

官報(名称の変更)(平成22年4月1日付)
厚生労働省組織令（平成十二年政令第二百五十二号）.e-Gov法令検索
厚生労働省組織規則（平成十三年厚生労働省令第一号）.e-Gov法令検索
* 厚生労働省

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