国立病院機構三重病院

国立病院機構三重病院について

国立病院機構三重病院は、三重県津市大里窪田町に所在する、独立行政法人国立病院機構が運営する総合病院です。旧国立療養所三重病院として知られています。

概要

三重病院は、総合成育医療機関として、小児から高齢者まで幅広い年齢層の患者に対して医療を提供しています。特に、三重県内唯一の小児救急医療拠点病院として、24時間体制で地域全体の小児救急医療を担っている点が大きな特徴です。

三重県保健医療計画においては、三重大学医学部附属病院、国立病院機構三重中央医療センターと共に「三重子ども病院群」として連携し、高度な専門性を持つ小児医療や障害児医療を提供しています。三重病院は、救急医療を含む小児の急性疾患（感染症、川崎病、けいれんなど）に加え、小児慢性疾患（アレルギー、糖尿病、肥満症、てんかん、心身症など）の診療に重点を置いています。

病床数は、小児病棟が60床、重症心身障害児者病棟が50床です。さらに、2017年には、医療型障害児入所施設として「三重県こども心身発達医療センター（仮称）」が病院南側に併設され、県立草の実リハビリテーションセンターと県立小児心療センターあすなろ学園が統合移転しました。これにより、近隣の三重県立緑ヶ丘特別支援学校との連携を含め、三重県における障害を持つ子どもたちの発達支援拠点として、総合的な療育支援体制が構築されています。

また、2024年5月現在、三重県選挙管理委員会から不在者投票が可能な施設の一つとして指定されています。

外来診療

• - 診察日: 月曜日～金曜日（土曜、日曜、祝日は休診）
• - 診療受付時間: 午前8:30～午前11:00

紹介状なしで外来を受診する場合、初診時に保険外併用療養費として2,700円が別途必要です。

沿革

• - 1939年（昭和14年）5月: 傷痍軍人三重療養所として創設。
• - 1975年（昭和50年）4月: 国立療養所三重病院に改称。
• - 2003年（平成15年）7月: 外来治療棟が完成し、供用開始。
• - 2004年（平成16年）4月: 独立行政法人化に伴い、国立病院機構三重病院に改称。
• - 2011年（平成23年）12月: 病棟がリニューアル。

診療科

（詳細な診療科については公式ウェブサイト等をご確認ください）

医療機関の指定

（具体的な指定内容については公式ウェブサイト等をご確認ください）

アクセス

各線津駅、近鉄名古屋線高田本山駅、伊勢鉄道・伊勢鉄道線東一身田駅、JR紀勢本線一身田駅より、三重交通バス一身田大里線「三重病院」行に乗車し、「三重病院」停留所で下車すると便利です。

出典

（具体的な出典については公式ウェブサイト等をご確認ください）

外部リンク

• - 国立病院機構三重中央医療センター

この情報は2024年5月現在のものです。最新の情報は、病院の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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