国立病院機構弘前総合医療センター

独立行政法人国立病院機構弘前総合医療センターは、青森県弘前市に位置する総合病院です。この病院は、独立行政法人国立病院機構によって運営されており、以前は国立弘前病院として知られていました。

沿革



その歴史は古く、1897年に弘前衛戍病院として創設されました。その後、弘前陸軍病院を経て、1945年厚生省に移管され国立弘前病院となりました。2004年には独立行政法人国立病院機構の発足に伴い、現在の名称である独立行政法人国立病院機構弘前総合医療センターに改称されました。

2018年には弘前市病院との統合が発表され、2022年に統合が開始されました。また、2022年には青森県災害拠点病院および災害派遣医療チーム(DMAT)の指定病院となっています。

診療科



診療科目は多岐にわたり、循環器内科、精神科、呼吸器科、消化器・血液内科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、放射線科、麻酔科、歯科などがあります。これにより、地域住民の様々な医療ニーズに対応しています。

医療機関としての指定



弘前総合医療センターは、保険医療機関、救急告示医療機関、労災保険指定医療機関、指定自立支援医療機関生活保護法指定医療機関、結核指定医療機関、指定養育医療機関戦傷病者特別援護法指定医療機関、原子爆弾被害者医療指定医療機関、臨床研修指定病院エイズ治療拠点病院特定疾患治療研究事業委託医療機関、地域周産期母子医療センターなど、多くの指定を受けています。これらの指定は、同病院が地域医療において重要な役割を担っていることを示しています。

周辺施設と交通アクセス



病院の周辺には弘前大学弘前大学教育学部附属特別支援学校があります。交通アクセスとしては、JR奥羽本線弘前駅から弘南バス学園町線を利用し、弘前大学前で下車後、徒歩2分です。

他の医療機関



弘前市内には、特定機能病院である弘前大学医学部附属病院や、かつて災害拠点病院であった弘前市病院2022年3月閉院)などがあります。

独立行政法人国立病院機構弘前総合医療センターは、長年にわたり地域の医療を支え、高度な医療を提供することで、地域社会に貢献しています。

外部リンク


独立行政法人国立病院機構弘前総合医療センター

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。