国道454号

国道454号：青森と秋田を繋ぐ、変化に富む国道

国道454号は、青森県八戸市を起点とし、十和田湖畔を経由して秋田県にわずかに入り込み、再び青森県に戻り、南津軽郡大鰐町に至る一般[[国道]]です。全長102.1kmの路線は、青森県と秋田県にまたがり、変化に富んだ景観と歴史を秘めています。

歴史と路線データ

かつて八戸市と五戸町の間は「主要地方道八戸・五戸線」として整備されていましたが、1993年（平成5年）4月1日に一般[[国道]]454号として指定されました。

起点である八戸市（内舟渡交差点、国道104号交点）から、終点の大鰐町（長峰交差点、国道7号交点）までの間には、三戸郡五戸町、上北郡十和田湖町、秋田県鹿角郡小坂町、南津軽郡平賀町、黒石市といった重要な経過地があります。

路線の総延長は102.1kmで、その内訳は青森県が80.4km、秋田県が21.6kmです。重複区間を含めた重用延長は17.0km（青森県11.9km、秋田県5.1km）、実延長は85.1km（青森県68.5km、秋田県16.5km）となっています。現在、未供用区間はありません。

国道4号との重複区間（青森県三戸郡五戸町扇田交差点～中ノ沢）など、他の国道との重複区間も存在します。具体的には、国道4号、103号、102号との重複区間があります。

地理と沿線

国道454号は、八戸市から三戸郡五戸町、新郷村を経て、十和田湖畔へと続きます。その後、秋田県鹿角市、鹿角郡小坂町を通り、再び青森県へ戻り、平川市、黒石市を経由して大鰐町へと至ります。

沿線には、正観湯温泉（大鰐町長峰地区）など、観光地や温泉地も点在しています。また、道の駅しんごう（青森県三戸郡新郷村）や道の駅十和田湖（秋田県鹿角郡小坂町）といった休憩施設も利用できます。

交差道路と冬期通行止め

国道454号は、国道104号、4号、103号、102号、7号といった主要な国道と交差します。具体的な交差点名は、内舟渡交差点、扇田交差点、中ノ沢、宇樽部交差点、和井内交差点、切明、小国、長峰交差点などです。

なお、冬期には一部区間で通行止めとなる場合がありますので、事前に道路状況の確認が必要です。

まとめ

国道454号は、青森県と秋田県にまたがる、歴史と自然が織りなす魅力的な路線です。十和田湖周辺の雄大な景色や、沿線に点在する観光地などを巡る旅のルートとして、あるいは地域住民の生活道路として、重要な役割を果たしています。しかし、冬期の通行止めなど、利用にあたっては注意が必要です。計画的に、安全に走行しましょう。

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