國場翼

國場翼（こくば つばさ） - 元プロ野球選手

プロフィール

• - 生年月日: 1993年12月5日
• - 出身地: 沖縄県具志川市（現在はうるま市）
• - 投打: 右投左打

國場翼は沖縄県出身の元プロ野球選手で、主に投手として活躍しました。プロ野球選手としては埼玉西武ライオンズに所属し、特に2019年にはプロ初勝利を挙げるなど、その腕前を示しました。名字の「國」は旧字体で、メディアでは「国場」と表記されることもあります。

経歴

プロ入り前

國場は小学生の頃から野球に親しみ、学童野球チーム・天願フェニックスで腕を磨きました。その後、沖縄県立具志川高等学校に進学しましたが、甲子園には出場できませんでした。しかし、第一工業大学では1年生からリーグ戦に出場。3年生時には第92回九州地区大学野球選手権大会で最優秀投手賞を受賞し、ベストナインにも選出されました。

2015年10月、プロ野球ドラフトで埼玉西武ライオンズから8巡目指名を受け、1500万円の契約金と600万円の年俸で仮契約を結びました。背番号は「57」に設定されました。

西武時代

2016年8月14日、國場は初めて出場選手登録され、翌週の8月21日に対千葉ロッテマリーンズ戦でプロ初登板を果たします。この試合では、4点ビハインドの状況で中継ぎとして登板し、2回を無失点で抑えることに成功しました。この年は2試合に登板し、3回2安打無失点という素晴らしい成績を記録しました。

2017年は一軍での出場機会はなかったものの、二軍で19試合に登板し、1勝2敗、防御率3.80を記録。11月末にはアジアウインターベースボールリーグでNPBウエスタン選抜に選出されました。2018年は依然として一軍での登板がなく、2019年にはついに自らの初勝利を手にしました。9月14日のロッテ戦で延長10回を無失点で抑え、エルネスト・メヒアのサヨナラ打により勝利を収め、感動的なお立ち台に立つこととなりました。

2020年には再び一軍登録されましたが、防御率7.36と満足な成績を残せず、シーズン後に戦力外通告を受けました。その後、任意引退選手として公示され、打撃[[投手]]兼スコアラーとして新たな道に進むこととなりました。

引退後の活動

引退後、2021年の春季キャンプでは打撃[[投手]]としてチームに参加。その際、怪我人が相次ぎ、一軍野手の人数が不足したため、守備のみで紅白戦に出演しました。見事に打球処理をこなす姿が印象的でした。選手としての活躍を経て、球団に新たな形で貢献を続けています。

選手としての特徴

大学時代には急速148km/hを記録した直球が持ち味であり、フォークも使い分ける多彩な投手でした。また、プライベートではルービックキューブを揃える特技を持っています。プライベートでは2020年1月22日に一般女性と結婚し、新たな家族を築きました。

記録と成績

• - 初登板: 2016年8月21日対千葉ロッテマリーンズ
• - 初奪三振: 同上
• - 初勝利: 2019年9月14日対千葉ロッテマリーンズ

これまでのキャリアを通じて、國場翼は多くのファンに支持され、沖縄県出身の選手としても注目を浴びてきました。今後の彼の活躍にも期待が寄せられています。

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