土岐ジャンクションについて
土岐ジャンクション(ときジャンクション)は、
岐阜県土岐市泉町久尻に位置する、
中央自動車道と
東海環状自動車道が交わるジャンクションです。このジャンクションは、両高速道路間の交通を円滑にするための重要な役割を担っています。
概要
土岐ジャンクションの大きな特徴として、豊田ジャンクション方面は片側2車線であるのに対し、美濃関ジャンクション方面は暫定的に片側2車線となっている点が挙げられます。しかし、この
暫定2車線区間である土岐ジャンクションから可児御嵩
インターチェンジ間においては、
2020年度より4車線化事業が開始され、今後の交通状況の改善が期待されています。
ジャンクション内の構造も特徴的で、
中央自動車道下りから
東海環状自動車道へ、また
東海環状自動車道から
中央自動車道上りへの分岐・合流レーンは、十分な長さが確保されています。さらに、ランプウェイの一部は2車線化に対応できる構造になっており、将来的な交通量の増加にも対応できるよう設計されています。
また、土岐ジャンクションから
中央自動車道名古屋方面の
小牧ジャンクションまでの区間、および
東海環状自動車道の全線においては、高速道路料金が都市近郊区間の料金水準で設定されており、比較的割安な料金で利用することができます。
歴史
土岐ジャンクションは、
2005年3月19日に
東海環状自動車道の豊田東ジャンクションから美濃関ジャンクション間が開通した際に、供用が開始されました。これにより、両高速道路間のアクセスが大幅に向上しました。
接続する路線
土岐ジャンクションは、以下の高速道路と接続しています。
E19 中央自動車道(30-1番)
C3
東海環状自動車道(30-1番)
隣接する施設
土岐ジャンクションの隣には、以下の施設があります。
E19 中央自動車道
(30) 土岐
インターチェンジ/バスストップ - (30-1) 土岐ジャンクション - 虎渓山
パーキングエリア(上り線のみ) - (31) 多治見
インターチェンジ/バスストップ
C3 東海環状自動車道
(7) 土岐南多治見
インターチェンジ - (30-1) 土岐ジャンクション - (7-1) 五斗蒔
パーキングエリア/スマート
インターチェンジ - (8) 可児御嵩
インターチェンジ
参考資料
『東名高速をゆく』イカロス出版、2011年9月30日。ISBN 978-4-86320-484-3。
関連情報
日本の
インターチェンジ一覧 た行
外部リンク
* 標識ナビまっぷ 中央道(岡谷・土岐)エリア - 中日本高速道路(一覧に土岐JCTの記載あり)
土岐ジャンクションは、
岐阜県内の高速道路網において重要な役割を果たしており、今後もその機能はますます重要になるでしょう。