在ジョホールバル出張駐在官事務所

在ジョホールバル出張駐在官事務所について

在ジョホールバル出張駐在官事務所（マレー語: Pejabat Konsular Jepun di Johor Bahru、英語: Consular Office of Japan in Johor Bahru）は、かつてマレーシアのジョホールバルに設置されていた日本の出張駐在官事務所です。この事務所は、日本とマレーシアの外交関係の中で、領事業務の一部を担っていました。

沿革

1957年8月31日、マラヤ連邦が独立し、日本がこれを承認すると同時に、日本とマラヤ連邦の間で外交関係が樹立されました。
1963年9月16日、マラヤ連邦はシンガポール、サラワク王国（現サラワク州）、英領北ボルネオ（現サバ州）を統合し、マレーシアが成立しました。
1999年2月、在ジョホールバル出張駐在官事務所が開設されました。この事務所は、ジョホールバルにおける日本の領事業務を担っていました。
2014年8月1日、マレーシア国内の他の出張駐在官事務所は領事事務所に改称されましたが、ジョホールバル事務所のみは出張駐在官事務所のまま据え置かれました。これは、ジョホールバルの重要性を示唆するものでした。
2014年12月末、在ジョホールバル出張駐在官事務所は閉鎖されました。15年以上にわたり、地域における日本のプレゼンスを支えてきた事務所の閉鎖は、関係者に大きな影響を与えました。
2015年1月1日、ジョホールバル出張駐在官事務所の閉鎖に伴い、在マレーシア日本国大使館がジョホールバルにおける領事業務を引き継ぎました。

所在地

在ジョホールバル出張駐在官事務所は、以下の場所に位置していました。

Suite 15B, Level 15, Menara Ansar, Jalan Abdullah Ibrahim / Jalan Trus, 80000 Johor Bahru

この場所は、ジョホールバルの中心部に位置し、アクセスに便利な場所でした。

関連情報

在ジョホールバル出張駐在官事務所に関連する情報として、以下のものがあります。

ジョホール日本人学校: ジョホールバルには日本人学校があり、現地の日本人子弟の教育を担っています。
在マレーシア日本国大使館: 在ジョホールバル出張駐在官事務所の閉鎖後、ジョホールバルの領事業務を引き継ぎました。
在ペナン日本国総領事館: マレーシアのペナンにある日本国総領事館です。
在コタキナバル[[領事事務所]]: マレーシアのコタキナバルにある領事事務所です。

外部リンク

* 在ジョホールバル出張駐在官事務所、同 （英語）



この事務所の閉鎖は、日本の外交政策における変化や、マレーシアにおける領事体制の変化を象徴する出来事でした。事務所が存在した期間は、ジョホールバルにおける日本とマレーシアの関係を支える重要な役割を果たしました。

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