在ハイチ日本国大使館

在ハイチ日本国大使館について

在ハイチ日本国大使館は、ハイチの首都ポルトープランスの郊外、ペシオンヴィルに所在する日本国の大使館です。大使館は、日本とハイチの外交関係を円滑に進めるための重要な拠点となっています。2021年に実館が開設されるまでは、在ドミニカ共和国日本国大使館が兼轄していました。度重なる現地情勢の悪化により一時閉館を余儀なくされましたが、現在は業務を再開しています。

歴史

1952年4月28日: サンフランシスコ平和条約の発効により、日本が独立を回復し、ハイチも同条約締結国の一つとなりました。
1956年4月: 第二次世界大戦の影響で中断していた日本とハイチの外交関係が再開されました。
1962年3月20日: 在ハイチ日本国大使館の設置が決定されましたが、大使は常駐せず、在ドミニカ共和国日本国大使館が兼轄する形となりました。
1975年2月: ハイチに大使館（在ハイチ兼勤駐在官事務所）が設置され、臨時代理大使が常駐を開始しました。
2004年2月25日: 現地情勢の悪化により、大使館（兼勤駐在官事務所）が一時閉鎖されました。
2004年4月12日: 閉鎖されていた大使館（兼勤駐在官事務所）が再開しました。
2011年: 大使館（兼勤駐在官事務所）に特命全権大使ではない大使が常駐を開始しましたが、特命全権大使は引き続き在ドミニカ共和国日本国大使館が兼轄しました。
2021年1月1日: 兼勤駐在官事務所に代わり、ペシオンヴィルに在ハイチ日本国大使館の実館が開設されました。
2022年10月23日: 現地情勢が悪化したため、大使館が一時閉館。業務は在ドミニカ共和国日本国大使館内に設けられた臨時事務所で継続されました。
2023年3月6日: ペシオンヴィルの大使館での業務が一部再開されました。
2024年4月9日: 再び現地情勢が悪化し、大使館が一時閉館。同様に在ドミニカ共和国日本国大使館内の臨時事務所で業務が継続されています。
2024年8月8日: ペシオンヴィルの大使館での業務が再開。ただし、領事窓口業務の一部は在ドミニカ共和国日本国大使館内の臨時事務所で対応しています。

所在地

Hexagone 2ème étage, Angle Rues Clerveaux et Darguin, Pétion-Ville

関連情報

駐日ハイチ大使館: 日本に所在するハイチの大使館です。
在ドミニカ共和国日本国大使館: 2020年末まで在ハイチ日本国大使館を兼轄していました。
在ハイチスペイン大使館: 在ハイチ日本国大使館と同じ建物（5階）に入居しています。
日本とハイチの関係: 両国間の政治、経済、文化などの関係について。

外部リンク

在ハイチ日本国大使館
在ハイチ日本国大使館 (フランス語)
* 在ハイチ日本国大使館 Facebook


在ハイチ日本国大使館は、日本とハイチの友好関係を維持し、両国間の交流を促進するために、重要な役割を果たしています。大使館の活動状況や領事サービスについては、公式ウェブサイトや関連リンクをご参照ください。

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