在バングラデシュ日本国大使館

在バングラデシュ日本国大使館について

在バングラデシュ日本国大使館は、バングラデシュの首都ダッカにある日本の大使館です。この大使館は、日本とバングラデシュの二国間関係を円滑に進める上で重要な役割を果たしています。

歴史

バングラデシュが独立する以前、日本は1952年にアメリカの支配から独立して以来、西パキスタンと東パキスタンの両方と外交関係を維持していました。1961年から1970年の間、日本政府はパキスタンの発展のために2億5500万ドルの借款を提供し、そのうち約61％にあたる1億5500万ドルが東パキスタンに割り当てられました。これは、当時の東パキスタンの経済発展に大きく貢献しました。

1971年、バングラデシュ解放戦争が勃発すると、日本国内ではバングラデシュを支援する動きが活発化しました。東京の銀座では、バングラデシュ解放戦争を支援するための基金が設立され、多くの日本人がこの運動に参加しました。当時、ダッカには在ダッカ日本国総領事館がありましたが、1971年12月11日に閉鎖されました。

また、日本政府は1971年12月には、パキスタンとインドに対し、ベンガル人に対する敵対的な軍事行動（サーチライト作戦）を停止するよう求め、両国への援助を打ち切るという強い姿勢を示しました。そして、1972年2月10日、日本はバングラデシュを正式に承認し、その翌日には小山田隆大使がダッカにて在バングラデシュ日本国大使館を開館しました。これにより、日本とバングラデシュの外交関係は新たな時代を迎えることとなりました。

所在地

在バングラデシュ日本国大使館は、以下の場所に位置しています。

Plot No. 5, Dutabash Road, Baridhara, Dhaka-1212

著名な在勤者

過去には、竹中繁雄氏（アジア生産性機構元事務局長）がこの大使館に在勤していました。

関連情報

在バングラデシュ日本国大使館に関する情報は、以下のリンクから確認できます。

在バングラデシュ日本国大使館（日本語）
在バングラデシュ日本国大使館（英語）
在バングラデシュ日本国大使館 Facebook

関連項目

駐日バングラデシュ大使館
日本とバングラデシュの関係
日本の在外公館の一覧

在バングラデシュ日本国大使館は、日本とバングラデシュの友好関係を象徴する重要な存在であり、両国間の交流や協力関係をさらに発展させていくことが期待されます。

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