在札幌ロシア連邦総領事館

在札幌ロシア連邦総領事館

在札幌ロシア連邦総領事館は、ロシアが日本の北海道札幌市に設置している総領事館です。単に在札幌ロシア総領事館とも呼ばれます。

歴史

北海道におけるロシア領事館の歴史は、幕末の安政年間まで遡ることができます。しかし、1944年までは札幌ではなく函館に領事館が設置されていました。

1967年5月19日、当時のソ連のアンドレイ・グロムイコ外務大臣と日本の中川融駐ソ連大使との間で、札幌に総領事館を設立することが合意されました。これにより、北海道におけるロシア領事館としては23年ぶり、札幌においては史上初の開設が実現しました。

近年の出来事

2022年2月24日、ロシア軍がウクライナへの侵攻を開始しました。この事態を受け、同年3月4日には、道内在住のウクライナ人やロシア人ら約20人が札幌のロシア総領事館周辺に集まり、ロシアのウクライナ侵攻に抗議する反戦デモを行いました。また、同年4月20日には、元札幌市長で市民運動家の上田文雄が総領事館を訪問し、セルゲイ・マーリン総領事と面会。国際連合憲章33条に定められた平和的解決義務に従い、ロシア軍をウクライナから即時撤退させるよう勧告しました。

所在地

[総領事館の住所]

総領事

在札幌ソビエト連邦総領事（1967年 - 1991年）
在札幌ロシア連邦総領事（1991年 - ）

管轄区域

歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島を除く北海道全域、および青森県、岩手県を管轄しています。

主要事件

在札幌ロシア連邦総領事館領事に対するペルソナ・ノン・グラータ通告（2022年）

2022年10月4日、ロシア当局が在ウラジオストク日本総領事館の館員を拘束し、ペルソナ・ノン・グラータを通告したことへの報復措置として、日本政府は在札幌ロシア連邦総領事館の領事1名に対し、ペルソナ・ノン・グラータを通告し、6日以内の国外退去を求めました。

著名な在勤者

セルゲイ・カストルノフ - 在札幌総領事館函館事務所長

関連項目

領事館函館事務所のURL]'>在札幌ロシア連邦総領事館函館事務所 - 在札幌総領事館管轄の領事事務所
[日露関係のURL]'>日露関係、[日露関係史のURL]'>日露関係史
ロシア連邦大使館のURL]'>在日ロシア連邦大使館、ロシア連邦総領事館のURL]'>在大阪ロシア連邦総領事館、ロシア連邦総領事館のURL]'>在新潟ロシア連邦総領事館

外部リンク

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