地域医療機能推進機構登別病院

地域医療機能推進機構登別病院

地域医療機能推進機構登別病院（JCHO登別病院）は、北海道登別市に位置する病院です。地域住民の健康を支える基幹病院として、多様な医療サービスを提供しています。

病院理念

病院は以下の3つの理念を掲げています。

良質で安全な医療: 患者さんに安全で質の高い医療を提供することを使命としています。
笑顔と真心: 患者さん一人ひとりに笑顔で接し、心の通った医療を心がけています。
地域との連携: 地域の医療機関と密接に連携し、医療と福祉の向上に貢献します。

沿革

当院は、1946年に「登別整形外科療養所」として開設されました。その後、施設の老朽化や入院患者の減少といった課題に直面しましたが、登別市内での存続が決定し、2020年4月13日に登別東町へ新築移転しました。以下に主な沿革を示します。

1946年6月: 年金保険厚生団（後の厚生年金事業振興団）により「登別整形外科療養所」として開設(24床)。
1948年1月: 財団法人厚生団 登別整形外科療養所と改称。
1953年1月: 登別温泉町に新病院を建設(68床)。財団法人厚生団 厚生年金登別整形外科病院と改称。
1954年1月: 第2病棟工事竣工(132床)。漏電により本館焼失（翌年に復旧工事完了）。
1962年4月: 第1病棟（2号棟）鉄筋化工事竣工(231床)。
1963年3月: 第2病棟（3号棟）鉄筋化工事竣工(280床)。
1966年3月: 東病棟（1号棟）・西病棟（3号棟）改修工事竣工(300床)。
1967年3月: 北病棟（4号棟）新築工事竣工。
1968年3月: 訓練用プール棟竣工330床。
1969年3月: 新中央棟増改築工事竣工(350床)。
1972年4月: 「財団法人厚生団 登別厚生年金病院」と改称。
1983年9月: 集中豪雨による土砂崩れが発生し、診療休止（1985年に診療再開、200床）。
1990年3月: 3号棟改修工事竣工(287床)。
1997年5月: 病床数を283床に変更。
1998年6月: 在宅支援室開設。
1999年9月: 指定居宅介護支援事業所開設。病床数を257床に変更。
2000年4月: 介護保険サービス事業開始。
2004年3月: 温泉リハビリプール設置。
2004年4月: 回復期リハビリテーション病棟増床。36床。
2006年9月: 登別地域包括支援センター受託。
2010年: 元事務員が「横領罪」容疑で逮捕。
2013年2月: 耐震補強工事着工。
2014年4月: 地域医療機能推進機構による「地域医療機能推進機構登別病院」に組織変更。
2015年5月: 訪問看護ステーション開設。
2020年4月: 登別東町に新築移転。許可病床数110床。

診療科

整形外科
外科
内科
脳神経内科
泌尿器科
麻酔科（ペインクリニック）

部門

看護部
リハビリテーション室
薬剤科
栄養管理室
検査室
放射線室
医療福祉相談室
地域医療連携室
訪問看護ステーション
訪問リハビリテーション事業所
短時間通所リハビリテーション「トレイユ」
地域包括支援センター
居宅介護支援センター

施設認定

日本整形外科学会整形外科専門医研修施設

許可病床数

110床
一般病棟55床（一般病床40床、地域包括ケア病床15床）
回復期リハビリテーション病棟55床（一般病床）

アクセス

JR登別駅下車
道南バス「汐見坂」バス停下車
道央自動車道「登別東IC」から車

外部リンク

* 独立行政法人 地域医療機能推進機構 登別病院 - 病院公式サイト

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