坂之下 (所沢市)

坂之下（さかのした）

坂之下は、埼玉県所沢市に位置する大字です。柳瀬地区の東端に位置し、周囲を南永井、城、亀ヶ谷、新座市、清瀬市と隣接しています。面積は約1.5平方キロメートルです。

地理

坂之下は、所沢市の東端に位置し、柳瀬地区に属しています。地内を関越自動車道が縦断し、所沢インターチェンジで国道463号と接続する交通の要衝です。国道463号は地内中央を東西に横断し、近隣には国道254号（川越街道）の英インターチェンジがあります。また、東川が当地南端で柳瀬川に合流します。

河川

東川
橋梁：柳瀬橋（オリンピック道路）、にこにこ橋、城下橋（埼玉県道179号）
柳瀬川
橋梁：清柳橋、大和田坂之下橋（エスロジ橋）

歴史

かつては入間郡柳瀬村の一部でした。

沿革

1889年（明治22年）4月1日：町村制施行により、坂之下村、城村、南永井村、亀ヶ谷村、日比田村、本郷村が合併し、柳瀬村の大字坂之下となりました。
1955年（昭和30年）4月1日：柳瀬村が所沢市・三ヶ島村と合併し、所沢市の大字となります。
1971年（昭和46年）12月20日：一般国道254号東京川越道路が開通し、所沢ICが供用開始。
1973年（昭和48年）4月1日：東京川越道路が関越自動車道に編入。

交通

鉄道駅は地内にありません。最寄りの駅は、JR武蔵野線の東所沢駅または新座駅です。

道路

関越自動車道
所沢インターチェンジ
国道463号（浦和所沢バイパス）
埼玉県道・東京都道179号所沢青梅線
市道 オリンピック道路

バス

西武バス（所52系統）が利用できます。坂之下上、金毘羅、坂之下の各バス停が利用可能です。

施設

教育

所沢市立柳瀬小学校
所沢市立柳瀬中学校

公共

所沢市パークゴルフ場
坂之下会館
所沢市立プロペラ - 障害者福祉施設

寺社

医王山東光寺
滝の城の鬼門鎮護の寺として文明期に創建されたと伝わる曹洞宗の寺院。本尊は薬師如来。境内には金毘羅堂、絵馬堂、不動明王、童子、地蔵、白山妙理大権現などの石仏があります。
坂之下天神社
藤森稲荷神社

史跡

柳瀬荘
別荘敷地内の「黄林閣」は国の重要文化財に指定されています。

坂之下は、交通の便が良く、自然と歴史が豊かな地域です。柳瀬小学校や柳瀬中学校、所沢市パークゴルフ場などの施設があり、地域住民の生活を支えています。また、医王山東光寺や柳瀬荘などの史跡もあり、歴史散策も楽しめます。

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