英インターチェンジ

概要

英インターチェンジ（はなぶさインターチェンジ）は、埼玉県新座市中野に位置するインターチェンジです。その形状はハーフクローバー型で、国道254号（川越街道）と国道463号（浦和所沢バイパス）が交差する地点にあります。このインターチェンジは、周辺地域へのアクセスを大きく向上させる交通の要所となっています。

道路

国道254号（川越街道）

当インターチェンジ以北の国道254号は、片側一車線で歩道が狭く、通行にやや支障がある区間です。跡見学園女子大学以北は並木道となっており、景観が美しいです。インターチェンジから少し北に進むと、入間郡三芳町に入ります。

当インターチェンジから東京都練馬区の東埼橋交差点までの区間は、かつて国道254号の一部であった埼玉県道109号新座和光線のバイパスとして建設されたもので、「新座バイパス」と呼ばれています。このバイパス区間は、正式には国道463号の重複区間ですが、本稿では国道254号として表記する際はバイパス区間を含めないものとします。

国道463号浦和所沢バイパス

国道463号の本線である浦和所沢バイパスは、かつて埼玉県道2号浦和所沢線のバイパスとして建設されたため、「バイパス」という名称が付けられています。当インターチェンジから富士見市の下南畑交差点までは、国道254号のバイパスとしての役割も担っており、同交差点で富士見川越バイパス（国道254号バイパス）に接続しています。将来的には和光富士見バイパス（国道254号バイパス）にも接続する予定です。

インターチェンジから少し東に進むと入間郡三芳町、少し西に進むと所沢市に入ります。

埼玉県道109号新座和光線（旧川越街道）

このインターチェンジの東京側の新座市大和田が起点となる県道です。かつては国道254号の一部で、当時は「川越街道」と呼ばれていました。

構造

英インターチェンジは不完全なクローバー型で、一部に平面交差が存在します。特に、国道463号からインターチェンジを経由する際に平面交差が生じます。

国道254号からの場合

国道254号東京方面⇔国道254号川越方面：平面交差なし
国道254号東京方面⇒国道463号所沢方面：平面交差なし
国道254号東京方面⇒国道463号浦和方面：平面交差なし
国道254号川越方面⇒国道463号所沢方面：平面交差なし
国道254号川越方面⇒国道463号浦和方面：平面交差なし
国道254号川越方面⇒県道109号和光方面：平面交差あり（同一方向）、信号機なし

国道463号からの場合

国道463号所沢方面⇔国道463号浦和方面：平面交差あり、信号機あり
国道463号所沢方面⇒国道254号川越方面：平面交差なし
国道463号所沢方面⇒国道254号東京方面：平面交差あり（対向車線）、信号機あり
国道463号所沢方面⇒県道109号和光方面：平面交差あり（対向車線）、信号機あり
国道463号浦和方面⇒国道254号川越方面：平面交差あり（対向車線）、信号機あり
国道463号浦和方面⇒国道254号東京方面：平面交差あり（同一方向）、信号機あり
国道463号浦和方面⇒県道109号和光方面：平面交差あり（同一方向）、信号機あり

県道109号方面から直接インターチェンジに入ることはできません。県道113号川越新座線を経由し、国道254号線に入る必要があります。

注意点

大雨時には、インターチェンジ付近で水たまりが発生することがありますので、注意が必要です。

歴史

1971年11月15日：開通。当初の名称は「新座インターチェンジ」でした。
2004年：インターチェンジ内の国道254号が国道463号を跨ぐ橋である新座インターチェンジ橋が架け替えられました。

周辺

インターチェンジ周辺には、以下の施設があります。

関越自動車道所沢IC
跡見学園女子大学
西武台新座中学校・西武台高等学校
山崎製パン埼玉第一工場
OSCデオシティ新座
新座貨物ターミナル駅
新座駅（JR武蔵野線）
埼玉県立新座柳瀬高等学校

脚注

1. "新座インターチェンジ あす15日から開通". 埼玉新聞. 埼玉新聞社: p. 4. (1971年11月14日)

関連項目

日本のインターチェンジ一覧

外部リンク

* 埼玉県県土整備部朝霞県土整備事務所

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