垣田恭兵

垣田恭兵

垣田恭兵（かきた きょうへい、1988年2月2日 - ）は、兵庫県宍粟市出身の柔道選手。100kg級の選手として知られ、旭化成に所属している。身長174cm、得意技は背負投、組み手は左組み。

人物

実姉は52kg級で活躍している柔道家の垣田恵利。

経歴

4歳から一宮柔道教室で柔道を始める。中学時代には、姉と共に強豪校として知られる藍中学へ転向。中学3年時には、全国中学校柔道大会66kg級で3位入賞を果たした。

近畿大学福山高校に進学後、2年の時にインターハイ81kg級で3位に入賞。3年時にはインターハイと全日本ジュニアで優勝を飾り、アジアジュニアでは姉と共に姉弟優勝を果たした。

近畿大学に進学後、1年の時に全日本ジュニアで2連覇を達成するも、世界ジュニアでは3位に終わった。大学時代は際立った成績を残すことはできなかった。

2010年に旭化成に入社。2011年の実業個人選手権で優勝。2012年には東アジア選手権で3位、実業個人選手権では2位となった。

2013年の全日本選手権では、中量級の選手ながら準決勝まで勝ち進み、重量級のホープと目される原沢久喜と対戦。内股すかしで技ありを先取するも、終盤に内股で逆転負けを喫したが、3位入賞を果たした。続く実業個人選手権では90kg級で優勝。

2015年には講道館杯で3位に入賞。2016年の全日本選手権では、2回戦で原沢久喜に判定負け。2017年の全日本選手権では、3回戦で小川雄勢を破るも、準々決勝で七戸龍に敗れた。

2018年の全日本選手権では、2回戦で73kg級世界チャンピオンの橋本壮市に反則勝ちするも、3回戦で小川雄勢に反則負け。続く実業個人選手権では100㎏級で優勝。講道館杯では3位入賞。

2019年の選抜体重別では、準決勝でウルフ・アロンに反則負けし3位。全日本選手権では、3回戦で影浦心に敗れた。2020年11月の講道館杯では3位入賞。

2021年12月の全日本選手権では、準々決勝で影浦心に反則勝ちするなどして、2013年以来8年ぶりにベスト4に進出したが、準決勝で羽賀龍之介に敗れて3位。2022年4月の体重別では、準決勝で山口貴也に敗れた。

戦績

2002年 - 全国中学校柔道大会 3位（66kg級）

81kg級

2004年 - インターハイ 3位
2005年 - インターハイ 優勝
2005年 - 全日本ジュニア 優勝
2005年 - アジアジュニア 優勝
2006年 - ロシアジュニア国際 3位
2006年 - チェコジュニア 優勝
2006年 - ドイツジュニア 優勝
2006年 - 全日本ジュニア 優勝
2006年 - 世界ジュニア 3位

90kg級

2013年 - 実業個人選手権 優勝
2015年 - 実業個人選手権 3位
2015年 - 講道館杯 3位
2016年 - 実業団体 2位
2017年 - 全日本選手権 5位
2017年 - 実業団体 2位
2018年 - 実業団体 優勝

100kg級

2011年 - 実業個人選手権 優勝
2012年 - 東アジア選手権 3位
2012年 - 実業個人選手権 2位
2013年 - 全日本選手権 3位
2018年 - 実業個人選手権 優勝
2018年 - 講道館杯 3位
2019年 - 選抜体重別 3位
2019年 - 実業個人選手権 3位
2019年 - 講道館杯 3位
2020年 - 講道館杯 3位
2021年 - 全日本選手権 3位
2022年 - 選抜体重別 3位
2022年 - 講道館杯 5位

出典：JudoInside.com

外部リンク

* 垣田恭兵 - JudoInside.com のプロフィール（英語）

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