城下停留場の概要
城下停留場(しろしたていりゅうじょう)は、
岡山県岡山市の北区天神町と表町一丁目に位置する
岡山電気軌道東山本線の停留場です。駅番号はH04で、後楽園や岡山城といった観光名所へのアクセスに便利なポイントとなっています。
歴史
城下停留場は、
大正時代の
1912年5月5日に
上之町停留場として開業しました。当時は現在の位置より約100メートル先の終点方にありました。しかし、
1943年に一度は廃止されましたが、
1949年に復活を果たしました。
1954年に番町線との分岐駅としての機能を持つ城下停留場(旧:御城下停留場)と統合され、以降、上之町停留場に改称されました。
その後、
1968年には再び上之町停留場として復活。
1970年に表町入口停留場に改称され、
1985年には100メートル起点方に移設し、現在の城下停留場に改名されています。この長い歴史の中で、停留場は地域の交通を支え続けてきました。
構造
停留場の構造は、島式ホームが1面2線あり、東山方には地下への階段が設けられています。交差点の真下には「しろちか」という地下広場が広がり、この広場は岡山シンフォニーホールへと直結しています。また、後楽園や県立美術館へは交差点を介さずにアクセスできるため、観光客にとって非常に便利な立地となっています。
周辺環境
表町方面の見どころ
- - 宇野バス「表町入口」バス停
- - 岡山県道27号岡山吉井線(桃太郎大通り、城下筋)
- - 城下地下広場
- - 岡山シンフォニーホール
- - 岡山表町商店街
後楽園・岡山城方面の施設
天神町・石関町方面のアクセス
- - 岡電バス・宇野バス「美術館前」バス停
- - 岡山県立美術館
- - 岡山市立岡山後楽館中学校・高等学校
バス路線
交差点の南側には「城下」バス停、北側には「RSK本社前・美術館前」バス停が設置されており、表町へのアクセス非常に良好です。また、
Harecaを利用することで、
岡山電気軌道の路面電車と岡電バスの間で便利な乗り換えが可能です。
乗り入れバス会社
このように、城下停留場は歴史的背景を持ちながらも、観光地近くの便利な交通拠点として、多くの人々に利用されている重要な駅となっています。観光の際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。