城北公園通駅

城北公園通駅について

城北公園通駅（しろきたこうえんどおりえき）は、大阪府大阪市旭区赤川一丁目にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）おおさか東線の駅です。駅番号はJR-F05です。

概要

旭区内で初のJR駅として開業しました。元々は城東貨物線の行き違いのために設けられた都島信号場があった場所です。

歴史

1943年（昭和18年）10月1日：都島信号場が開設。
1984年（昭和59年）10月1日：都島信号場が廃止。
2018年（平成30年）7月24日：駅名が「城北公園通駅」に決定。仮称は「都島駅」でしたが、地下鉄谷町線の都島駅や都島区の中心部から離れていること、旭区に位置することから現在の駅名となりました。
2019年（平成31年）3月16日：おおさか東線全線開通に伴い開業。
2024年（令和6年）3月16日：ダイヤ改正により、直通快速の停車駅となりました。

駅名をめぐる経緯

建設中の仮称は「都島駅」でしたが、地下鉄谷町線の都島駅と約1.6kmも離れており、地元住民から混乱を避けるため駅名変更の要望がありました。

旭区役所や地域団体が「旭区おおさか東線新駅名称期成会」を結成し、「城北公園通」を新駅名とする決議案を採択。約1万7800人分の署名とともにJR西日本に要望書を提出しました。その結果、駅名は旭区側の要望通り「城北公園通」に決定しました。この駅名は、旭区と都島区を貫く通りの名称であり、旧自治体名である城北村の名残としても地域に親しまれており、場所も分かりやすいことが理由です。

駅構造

相対式ホーム2面2線の高架駅で、8両編成に対応しています。上屋は6両分設置されています。

各ホームにはエレベーターが1基ずつ、エスカレーターが各ホームに2基ずつ（上下）設置されています。

放出駅が管理するJR西日本交通サービスによる業務委託駅で、一部時間帯は無人となります。無人時間帯は、改札機・券売機・精算機付近のインターホンを通じてコールセンターのオペレーターが遠隔で対応します。

駅のデザインコンセプトは「淀川の渡し舟」です。

みどりの窓口は設置されておらず、みどりの券売機が設置されています。

のりば

利用状況

2022年度の1日平均乗車人員は5,677人です。

開業後の1日平均乗車人員は以下の通りです。

駅周辺

駅周辺には以下のバス路線が運行しています。

赤川一丁目（城北公園通駅前）
10号系統：守口車庫前 / 天満橋
57号系統：京橋駅前
83号系統：花博記念公園北口 / 大阪駅前
あさひあったかバス
大東町一丁目（城北公園通駅前）
57号系統：毛馬中央公園
赤川三丁目
10号系統：守口車庫前 / 天満橋
34号系統：守口車庫前 / 大阪駅前
57号系統：京橋駅前

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

おおさか東線
■直通快速：JR淡路駅 (JR-F04) - 城北公園通駅 (JR-F05) - 放出駅 (JR-F08)
■普通：JR淡路駅 (JR-F04) - 城北公園通駅 (JR-F05) - JR野江駅 (JR-F06)

都島信号場時代

日本国有鉄道（廃止当時）
片町線貨物支線（城東貨物線）：巽信号場 - 都島信号場 - 吹田駅

脚注

大阪府統計年鑑

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

城北公園通駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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