城東警察署 (東京都)
城東警察署について
城東警察署（じょうとうけいさつしょ）は、東京都江東区に位置する警視庁管轄の警察署です。第七方面本部に所属し、管内には警視庁第九機動隊本部も併存しています。言い換えれば、江東区の旧城東区エリアを統括しており、署員数は約350名に及び、識別章の所属表示はTBとなっています。
所在地とアクセス
城東警察署の所在地は、東京都江東区北砂二丁目1番24号です。交通の便としては、東京都交通局地下鉄新宿線の西大島駅が最寄駅となります。
管轄区域
城東警察署が担当するのは、江東区全域であり、特に以下の地域が含まれます：
これらの地域には多くの住民が暮らしており、様々なニーズに応じた安全な環境の維持が求められています。
署の歴史
城東警察署の歴史は1918年（大正7年）に始まります。当初は小松川警察署の分署として亀戸分署が設置され、その後1919年に亀戸警察署に改組されました。1929年には砂町警察署が新設され、1945年に亀戸署と砂町署が統合され、現在の城東警察署に名称変更されました。以降、いくつかの改革があり、最近では2007年に水神森交番が地域安全センターに改組され、2008年に一部の管轄区域が東京湾岸警察署に移管されました。
組織構成
城東警察署は、複数の課により構成されています。以下がその主要な課の一覧です：
- - 警務課
- - 会計課
- - 交通課
- - 警備課
- - 地域課
- - 刑事組織犯罪対策課
- - 生活安全課
また、いくつかの交番が設置されており、地域の安全を見守っています。具体的には、天神橋交番、亀戸駅前交番、大島交番などが地域に配置されています。
不祥事・事件
城東警察署は、歴史的にいくつかの不祥事や事件が報じられています。例えば、1978年に発生した暴走族との乱闘事件や、1997年に捏造捜査により問題が生じた事件があり、いくつかの問題はその後の警察業務にも影響を与えました。また、2006年には警視が万引き事件で書類送検されるという事案も発生しており、組織の信頼性を大きく揺るがしました。
未解決事件
現在もいくつかの未解決事件が残されており、特に北砂七丁目における質店経営者夫婦強盗殺人事件や南砂六丁目での殺人・死体遺棄事件が挙げられます。これらの事件は地域住民にとっても重要な関心事であり、さらなる捜査が期待されています。
まとめ
城東警察署は、江東区における治安を守るために多岐に渡る活動を行っています。署員の努力によって地域の安全が保たれ、様々な事件に対処している一方で、信頼性を向上させるための取り組みも求められています。
もう一度検索
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。