東砂

東砂（ひがしすな）

東京都江東区の東部に位置する東砂は、城東地域に属する住宅地です。北は大島、東は江戸川区西葛西、南は新砂、西は北砂および南砂に隣接しています。町域は、北を小名木川、北東の一部を旧中川、東を荒川、西を仙台堀川という4つの河川に囲まれています。

地理

東砂は、江東区の東部に位置し、水辺に囲まれた特徴的な地形をしています。地域内には、住宅地を中心に、教育施設や公園、事業所などが点在しています。

地価

住宅地の地価は、2024年1月1日の公示地価によると、東砂2丁目で40万8000円/m2、東砂6丁目で38万9000円/m2となっています。これらの数値は、都内平均と比較すると比較的落ち着いた水準にあると言えます。

歴史

地名の由来

東砂という地名は、かつてこの地域が「砂町」と呼ばれていたことに由来します。砂町の東側に位置することから「東砂」と名付けられました。

世帯数と人口

2023年1月1日現在の東京都の発表によると、東砂の世帯数と人口は以下の通りです。詳細な数値は省略しますが、人口の推移は国勢調査によって確認できます。また、世帯数の推移も同様に国勢調査で把握できます。

学区

東砂の区立小・中学校の学区は、2023年4月時点で以下のようになっています。具体的な学校名は省略しますが、区内では学区によって通学する学校が定められています。

交通

鉄道

東砂地域内には鉄道駅がなく、鉄道空白地帯となっています。ただし、北の一部は東大島駅、南の一部は南砂町駅が比較的近い場所に位置しています。しかし、ほとんどの地域で最寄り駅まで1km以上離れています。

バス

都営バスが、清洲橋通りと番所橋通りを中心に運行しており、都電時代の名残を感じさせます。特に旧葛西橋停留所を経由する路線が多く、一部は葛西橋付近の停留所を始発・終着としています。

旧葛西橋停留所を経由する系統

亀21系統：大島駅・亀戸駅方面/南砂六丁目・東陽町駅方面
門21系統：東大島駅方面/東陽七丁目・東陽町駅・門前仲町方面
秋26系統：清澄白河駅・秋葉原駅方面/葛西駅方面
両28系統：亀戸駅通り・両[[国駅]]方面/西葛西駅・臨海車庫、第六葛西小学校（深夜の2本のみ）方面
亀29系統：境川・亀戸駅方面/西葛西駅・なぎさニュータウン方面
陽20系統：江東図書館入口・東陽町駅方面/東砂三丁目・東大島駅方面
亀24系統：葛西橋方面/江戸川車庫方面 (現在は葛西橋折返し所工事のため、特別に経由している。)

旧葛西橋停留所を経由しない系統

亀24系統：東大島駅入口・亀戸駅方面
錦28系統：江東公会堂・錦糸町駅方面/東大島駅方面

道路・橋梁

道路

東京都道・千葉県道10号東京浦安線
東京都道449号新荒川堤防線
東京都道477号亀戸葛西橋線

橋梁

小名木川：番所橋
旧中川：平成橋
荒川：葛西橋、清砂大橋

事業所

2021年の経済センサス調査によると、東砂の事業所数と従業員数は以下の通りです。詳細な数値は省略しますが、事業所数と従業員数の推移は経済センサスで確認できます。

施設

東砂には、以下の教育施設、公園、企業、公共施設などがあります。

東京都立東高等学校
江東区立第二砂町中学校
江東区立東砂小学校
江東区立第二砂町小学校
江東区立第五砂町小学校
江東区立第七砂町小学校
仙台堀川公園
砂町水辺公園
パラマウントベッド株式会社・本社
東砂スポーツセンター

金融機関

三菱UFJ[[信託銀行]]証券代行部
東京東信用金庫東砂支店
東京シティ信用金庫砂町支店
東京ベイ信用金庫砂町支店

その他

日本郵便：郵便番号136-0074（集配局：城東郵便局）


東砂は、交通の便ではやや課題があるものの、教育施設や公園が充実しており、生活しやすい地域と言えるでしょう。

もう一度検索