埼玉県道114号川越越生線

埼玉県道114号川越越生線

埼玉県道114号川越越生線は、埼玉県川越市を起点とし、鶴ヶ島市、坂戸市、入間郡毛呂山町を経由して越生町に至る主要地方道です。この道路は、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

本線の大部分は往復2車線で構成されていますが、鶴ヶ島市内には往復4車線の支線が存在します。この支線は「新川越越生線」として計画・供用されている区間の一部です。

川越市内の区間は、線形が大きく迂回する箇所や狭隘な区間が存在します。特に起点の川越市大袋新田交差点（国道16号交点）から入間川に架かる八瀬大橋までの区間は道幅が狭いため、新道が建設されました。この新道は、大袋新田交差点から八瀬大橋までを直線で結び、片側1車線、幅員18mで整備されています。

支線は、鶴ヶ島市松ヶ丘2丁目地内の川鶴けやき通りと本線との交差点から、圏央道鶴ヶ島インターチェンジを経由し、国道407号バイパスの「高倉」交差点までを結ぶ区間です。このうち、坂戸都市計画道路川越鶴ヶ島線の区間は全線4車線（幅員25m）で整備されています。将来的には、「新川越越生線」として川越市笠幡地区を経由し、国道16号大袋新田までを結ぶバイパス道路の整備が検討されています。しかし、2024年現在、鶴ヶ島・川越市境から川越市側（笠幡地区）には、完成した道路や決定された都市計画、道路事業計画は存在しません。そのため、当該都市計画道路区間から川鶴方面へは直角の急カーブを介して別の都市計画道路と接続しており、通行には注意が必要です。

支線の一部区間は、道路法第十七条第二項の規定に基づき、鶴ヶ島市が特例管理を行っています。

路線データ

起点：埼玉県川越市大字大袋新田 国道16号交差点（大袋新田交差点）
終点：埼玉県入間郡越生町大字上野 埼玉県道30号飯能寄居線交差点（上野交差点）
距離：約20km（重複区間含む）

地理

通過する自治体

埼玉県
川越市
鶴ヶ島市
坂戸市
入間郡
毛呂山町
越生町

重複区間

埼玉県道260号鯨井狭山線（川越市大字的場「的場上交差点」 - 大字上戸「上戸丁字路」）
埼玉県道39号川越坂戸毛呂山線（毛呂山町大字川角「川角農協前交差点」 - 大字前久保）

交差する道路

国道16号
国道407号
埼玉県道30号飯能寄居線
その他市町村道

交差する鉄道と河川

入間川（八瀬大橋）
JR川越線
東武東上線
小畔川（金堀橋）
東武越生線
高麗川（万年橋）
JR八高線

沿線の主な施設

圏央道鶴ヶ島インターチェンジ
その他商業施設、住宅地

関連項目

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