埼玉県道152号加須幸手線

埼玉県道152号加須幸手線は、埼玉県加須市を起点とし、幸手市に至る全長約14kmの主要地方道です。この路線は、加須市内の睦町交差点を起点とし、久喜市北部を横断した後、幸手市の権現堂桜堤交差点で国道4号に接続します。

概要

この県道は、加須市、久喜市、幸手市の3つの市を通過し、地域の交通ネットワークにおいて重要な役割を果たしています。加須市内の起点付近では、埼玉県道149号加須菖蒲線および埼玉県道411号加須停車場線と交差します。また、加須市南篠崎では国道125号加須羽生バイパスと接続し、一部区間が重複しています。以前は、国道125号の旧道区間が県道の一部となっていましたが、2018年の国道125号バイパスの開通に伴い、県道指定区間の変更が行われました。2023年3月31日には、加須市内の県道指定区間が一部解除され、起点が睦町交差点に変更されました。

幸手市内では、この道路は「大正新道」という通称で親しまれています。

路線データ

• - 起点: 埼玉県加須市 睦町交差点（埼玉県道149号加須菖蒲線交点、埼玉県道411号加須停車場線終点）
• - 終点: 埼玉県幸手市 権現堂桜堤交差点（国道4号交点）

路線状況

久喜市内では、埼玉県道3号さいたま栗橋線および埼玉県道12号川越栗橋線と重複する区間があり、この地点で道路の線形がクランク状になります。起点の加須市から久喜市東大輪（県道3号との交点）までは2車線道路ですが、国道125号との重複区間は4車線になります。県道3号との重複区間から幸手市の権現堂桜堤交差点（国道4号）までは、4車線の都市計画道路として整備されています。

バイパス

埼玉県道152号加須幸手線には、バイパスも存在します。

重複する主な道路

• - 国道125号加須羽生バイパス（加須市多門寺交差点 - 南篠崎交差点）
• - 埼玉県道3号さいたま栗橋線・埼玉県道12号川越栗橋線（久喜市東大輪 - 八甫交差点）

地理

道路は主に中川水系の低地を走り、平坦な地形が特徴です。埼玉県道3号との重複区間との交差点でクランクになる以外は、比較的線形の良い道路です。

通過する自治体

• - 埼玉県

- 加須市
- 久喜市
- 幸手市

交差する主な道路・交通機関

（起点側から終点側へ）

• - 埼玉県道149号加須菖蒲線/埼玉県道411号加須停車場線（睦町交差点）
• - 国道125号加須羽生バイパス（多門寺交差点、南篠崎交差点）
• - 埼玉県道3号さいたま栗橋線/埼玉県道12号川越栗橋線（久喜市東大輪付近）
• - 国道4号（権現堂桜堤交差点）

沿道のおもな施設

• - 埼玉りそな銀行加須支店（加須市中央1丁目）
• - 足利銀行加須支店（加須市中央2丁目）
• - 武蔵野銀行加須支店（加須市中央2丁目）
• - 加須市立加須平成中学校（加須市南大桑）
• - しまむら鷲宮店（久喜市鷲宮3丁目）
• - 久喜市鷲宮総合支所（久喜市鷲宮6丁目）
• - ザ・ダイソー鷲宮店（久喜市鷲宮6丁目）
• - 久喜市立鷲宮東中学校（久喜市八甫4丁目）

この県道は、地域住民の生活や経済活動を支える重要なインフラとしての役割を担っています。

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