堂が森

堂が森の紹介

堂が森（どうがもり）は、高知県四万十市と高岡郡四万十町にまたがる四国西南山地に位置する標高857.4メートルの山です。この山の名前は現地看板に「堂ヶ森」と表記されることが多いですが、地理院地図では「堂が森」とされているため、今回はその表記に従うことにします。

山名の由来

この山の名前の由来は、応仁2年（1468年）にさかのぼります。当時、一条教房が中村に向かい、3年後から街道工事を始めました。この工事に関連する人馬街道が、現在の中村郷から藤岡、竹屋敷を経て上山郷、さらには十和村大井川へと通じています。その際、金剛福寺から受け取った地蔵を祀るために、この地にお堂を建てたことが、堂が森の名前の起源とされています。

アクセス方法

堂が森へは、県道332号線を利用して四万十市と四万十町の境付近に到達し、その近くにある林道の入り口から入ることができます。ただし、一般車両はこの林道には進入できないため、アクセスには工夫が必要です。林道の入り口付近では、道路脇に広めのスペースがあるため、そこで車を停めます。その後、歩いて林道を進むことになります。

林道を約1000メートルほど歩いたところで、本格的に堂が森の登山道に入ることができます。登山道は自然林に囲まれており、多くの四季折々の自然を楽しみながら歩くことができます。特に、道中の新緑や紅葉の時期は訪れる人々を惹きつけます。

山頂にはお堂があり、静かな雰囲気の中で訪問者は心を落ち着けることができる場所です。また、山頂からは、周囲の景色を一望することができ、リフレッシュしたい方には最適なスポットです。三角点は山頂の少し後方、約100メートルほどの位置にありますので、山の探訪者はさらにその先まで足を運ぶことができます。

まとめ

堂が森は自然豊かで静かな山であり、訪れることで心身ともに癒されるスポットです。四国百名山にも名を連ねるこの山の魅力をぜひ体験してみてください。訪れる際は、安全具を持参し、天気予報を確認することを忘れずに。また、周囲の自然を大切にし、マナーを守って楽しい登山を心がけてください。

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