四国百名山

四国百名山について

四国百名山は、四国百名山会によって選定された、四国地方を代表する100の名山です。四国には、この「四国百名山」とは別に、高知新聞社が選定した「四国百山」も存在し、このうち75座が両方に選ばれています。

四国山地の特徴

日本百名山において、四国からは石鎚山と剣山の2座のみが選定されており、この選定については深田久弥も異論を唱えていません。四国の山々は、石鎚山脈や剣山地のように連峰を形成しており、独立峰はほとんど見られません。また、比較的温暖な地域に位置するため、標高の割には高山的な様相には欠ける部分もあります。気候的に森林限界には達せず、亜高山帯針葉樹林は標高約1700m以上の限られた場所にのみ分布しています。しかし、西日本の中では高山が集中しており、急峻な地形を持つ山が多いことが特徴です。

四国山地は、吉野川によって東部と西部に分けられ、1800～2000m級の高山は、東部の剣山地と西部の石鎚山脈に集中しています。山容は、石鎚山や東赤石山のように険しい岩峰からなるものもあれば、剣山のように山頂部がなだらかでササ類に覆われた山もあります。また、石鎚山、筒上山、剣山などは、古くから山岳修験の山として開山されてきました。

地図上の表記について

国土地理院の地形図では、「瓶ヶ森」のように「ヶ」と表記される文字が、『四国百名山』では「瓶ガ森」のように表記されています。また、四国には「二ッ岳」のように「岳」と付く山名が少ないのも特徴です。

四国山地・山脈の区分

四国山地東部
剣山地
祖谷山地
安芸山地
讃岐山脈

四国山地西部
石鎚山脈
法皇山脈
四万十山地
高縄山地

四国百名山一覧

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四国百山のうち四国百名山に選定されなかった25座

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脚注

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出典

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参考文献

高木金之助編、沢村武雄『四国山脈』毎日新聞社、1959年

関連項目

日本の百山一覧
四国地方の山一覧

外部リンク

四国の山なみ

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