堤裕貴

堤裕貴（つつみ ゆうき）について

概要

堤裕貴は1993年9月21日生まれ、佐賀県佐賀郡久保田町（現在の佐賀市）出身の元プロ野球選手です。内野手として主にオリックス・バファローズで活動し、右投左打のバッターでした。彼はまた、元妻がタレントの木口亜矢であったことでも知られています。

経歴

プロ入り前

堤は龍谷高等学校で1年生から遊撃手としてレギュラーに定着しました。在学中には全国大会に出場することはできませんでしたが、2011年のNPBドラフトでオリックスに6巡目指名を受けて入団しました。

オリックス時代

2012年、堤はプロ入り初年を二軍で過ごし、2013年にはウエスタン・リーグで100試合に出場したのち、一軍デビューを果たします。10月13日の楽天戦では初安打、初打点、初盗塁を記録しました。2014年には一軍公式戦に5試合出場し、再びスタメンとしてもプレーしました。しかし2015年は無安打に終わり、プライベートでは同年中に木口亜矢と結婚しました。2016年には一度だけ一軍の打席に立ちましたが、同年のオフに戦力外通告を受け、NPBから自由契約選手となりました。

オリックス退団後

オリックスを退団後、堤は他球団での現役続行を希望し、トライアウトにも参加。しかしながら、NPBの他球団からのオファーを受けることはなく、2017年より社会人野球の三菱重工広島でプレーを続けました。その後、2021年には三菱重工Eastに所属し、シーズン終了後にチームを退部。故郷の佐賀に戻り、野球スクール「DKC BASEBALL SCHOOL」を設立しました。

特徴と選手としての姿

彼は広角打法が特長で、特に左翼方向への強打が持ち味です。守備範囲が広く肩も強いものの、走力にはやや難があると言われました。また、九州出身の有名選手・川崎宗則を憧れの的としており、交流もありました。

逮捕の経緯とその後

2018年、堤は公然わいせつの疑いで逮捕されましたが、その後不起訴となりました。この事件はメディアで広く報じられ、妻だった木口亜矢も謝罪のコメントを出しています。

家族と私生活

木口亜矢とは2014年に出会い、結婚生活を経て2017年に長女が誕生しましたが、2021年には離婚が報じられました。結婚当初からお互いにサポートし合う関係を築いていたことが、報道されています。

まとめ

堤裕貴は、プロ野球選手としての華やかな経歴を経て、現在は若い選手を育てる指導者として新たな道を歩んでいます。彼の地元・佐賀で活動を続ける姿には、野球への情熱が感じられます。

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