塚口駅 (阪急)

塚口駅（つかぐちえき）

兵庫県尼崎市塚口本町に位置する塚口駅は、阪急電鉄の主要駅であり、神戸本線と伊丹線の接続点でもあります。駅番号はHK-06で、特急を除くすべての営業列車が停車し、通勤急行も利用できるため、通勤や通学に非常に便利です。

歴史

塚口駅は1920年7月16日に阪神急行電鉄（現在の阪急電鉄）神戸本線と伊丹線の開通とともに開業しました。1973年には自動改札機が設置され、1987年に快速急行の停車駅となりました。その後、1995年には通勤特急と通勤急行の停車も開始され、2013年には駅ナンバリングが導入されました。さらに2021年には定期券売り場の営業を終了しました。

駅構造

塚口駅は、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有する地上駅です。北側のホーム2・3号線は島式となっており、神戸本線は1・2号線、伊丹線は3号線を利用しています。伊丹線の構内は単線で、すぐに複線になります。各ホーム間は地下道で連絡しており、南北に改札口が設置されています。

また、駅構内にはトイレが2・3号線ホームに設けられており、2000年代後半には多機能トイレが改修されて整備されました。

のりば

各のりばからの列車発車頻度は次の通りです。1号線からは下り普通列車が毎時6本発車し、通勤特急や快速急行も運行しています。2号線からの上り普通列車も同様に毎時6本運行され、朝や深夜には多くの急行が発車します。3号線では伊丹線の普通が同じく毎時6本発車します。

構内の店舗

塚口駅の構内には多様な店舗があります。1号線ホームには、小規模なテナントが存在しましたが、現在は催事スペースに変わっています。2・3号線ホームでは、駅そばの「若菜そば」やコンビニの「ローソン」、さらにカフェの「ネスカフェ スタンド」が営業しており、便利な施設が整っています。

利用状況

2021年のデータによると、塚口駅の年間平均乗降者数は約36,466人で、阪急電鉄内では第12位の利用頻度を誇ります。

駅周辺

塚口駅の北側には商店街が広がり、南側には再開発されたロータリーが存在します。駅周辺にはバスやタクシーの待機所、複合商業施設があり、近隣の伊丹市営バスも利用されています。また、銀行などの金融機関も多く存在します。

バス路線

駅南口は阪神バスや阪急バス、北口には伊丹市営バスが発着しており利便性が高いです。行先に応じていくつかの路線が運行されています。

競技会やイベント

塚口駅では春と秋に特別な直通特急が運行されることや、競馬開催時には特別急行も運行される事があります。これにより、地域住民や観光客にとって、大変便利な交通手段を提供しています。

塚口駅は、地域の重要な交通ハブとして多くの人々に利用されている駅です。

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