声にならないほどに愛しい

MANISH 2ndシングル「声にならないほどに愛しい」詳細解説

1993年1月8日、ZAIN RECORDSよりMANISHの2枚目のシングル「声にならないほどに愛しい」が発売されました。本楽曲は、WANDSの上杉昇氏による作詞、織田哲郎氏による作曲という豪華な布陣で制作され、テレビ朝日系『'93パリ・ダカールラリー』のテーマソングとして起用されたことで話題を呼びました。

楽曲制作と参加ミュージシャン

作詞を担当した上杉昇氏は当時WANDSのボーカルとして活躍しており、その繋がりからWANDSもセルフカバーとしてシングル「時の扉」のカップリング曲、アルバム『Little Bit…』に収録しています。編曲は両バージョン共に明石昌夫氏が担当しました。

発売日当日の1993年1月8日には、テレビ朝日系『ミュージックステーション』に出演。WANDSと共にパフォーマンスを披露し、大きな注目を集めました。この番組出演時には、明石昌夫氏（ベース）とPAMELAHの小澤正澄氏（ギター）がサポートメンバーとして参加しています。

ボーカルはMANISHの高橋美鈴氏が担当。楽曲の作曲は織田哲郎氏、カップリング曲「DREAM AGAIN」の作詞は高橋美鈴氏が初めて作詞を担当、作曲は西本麻里氏が担当しました。コーラスには上杉昇氏（WANDS）と岩切玲子氏(SO-FI)が参加、ギターは増崎孝司氏(DIMENSION)が担当するなど、豪華なミュージシャン陣が楽曲を彩っています。プログラミングは明石昌夫氏が担当。

チャート成績と収録アルバム

オリコン最高位28位を記録するも、最終的には20万枚に迫るセールスを記録。多くのリスナーに愛される楽曲となりました。

「声にならないほどに愛しい」は、MANISHのアルバム『MANISH』、『MANISH BEST〜Escalation〜』、『complete of MANISH at the BEING studio』、『BEST OF BEST 1000 MANISH』、『COUNTDOWN BEING』に収録されています。カップリング曲「DREAM AGAIN」も同様に上記のアルバムに収録されています。

まとめ

「声にならないほどに愛しい」は、豪華な制作陣と、パリダカラリーというタイアップ、そしてMANISHとWANDSという両アーティストの関わりなど、多くの要素が絡み合った楽曲です。オリコンチャートでの順位以上に多くのリスナーに支持され、MANISHの代表曲の一つとして、現在も高い人気を誇っています。楽曲制作に携わった多くのミュージシャンの才能が融合し、完成された名曲と言えるでしょう。上杉昇氏の繊細な詞と織田哲郎氏のメロディー、そしてそれを支えるミュージシャン達の演奏が見事に調和した、聴き応えのある一曲です。 また、高橋美鈴氏の初作詞作品である「DREAM AGAIN」も収録されている点も注目に値します。

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