壱岐市立郷ノ浦中学校

壱岐市立郷ノ浦中学校について

壱岐市立郷ノ浦中学校は、長崎県壱岐市郷ノ浦町にある公立中学校です。地元では「郷中（ごうちゅう）」の愛称で親しまれています。2011年、壱岐市内の学校規模適正化の一環として、郷ノ浦地区にあった4つの中学校（武生水中学校、初山中学校、渡良中学校、沼津中学校）が統合され、新たな中学校としてスタートしました。

歴史

2011年、壱岐市における中学校の再編により、郷ノ浦地区の4つの中学校が統合されました。この統合は、生徒数の減少や教育環境の向上を目的としたものでした。新校名は、市民へのアンケートを実施し、その結果を基に決定されました。校舎は、旧・壱岐市立武生水中学校のものを利用しています。

校章

統合に伴い、新しい校章が公募されました。デザインは、旧郷ノ浦町の町花であった「あじさい」をモチーフとしています。あじさいの花びら4枚は、統合前の4つの中学校を表しています。この校章は、統合された学校の歴史と一体感を象徴するものです。

校訓

郷ノ浦中学校の校訓は、「厳しく、優しく、逞しく」です。この校訓は、生徒たちが社会に出て行く上で、重要な資質となるものを表しており、学校生活全体を通して生徒たちの成長を支える指針となっています。

校歌

統合を機に、新しい校歌が制定されました。作詞は藤本健人氏、作曲は市山惠一氏が担当しました。校歌は3番まであり、歌詞の中に学校名は登場しません。この校歌は、学校の新しい歴史と生徒たちの未来への希望を歌い上げています。

校区

校区は、壱岐市郷ノ浦町全域です。小学校区は以下の通りです。

旧・武生水中学校区: 壱岐市立盈科小学校、壱岐市立志原小学校、壱岐市立柳田小学校
旧・初山中学校区: 壱岐市立初山小学校
旧・渡良中学校区: 壱岐市立渡良小学校、壱岐市立三島小学校
旧・沼津中学校区: 壱岐市立沼津小学校

これらの小学校区から、郷ノ浦中学校へ生徒が進学します。

沿革

2011年4月1日: 郷ノ浦地区の4つの中学校が統合され、壱岐市立郷ノ浦中学校が開校しました。開校時の生徒数は328名、学級数は11でした。
2011年9月: 壱岐市学校給食センターからの給食配送が開始されました。これにより、生徒たちは栄養バランスの取れた給食を毎日食べられるようになりました。
2021年11月: 軟式野球部が長崎県中学校軟式野球競技新人大会で優勝を果たしました。この優勝は、学校のスポーツ活動における大きな成果となりました。

交通アクセス

バス: 壱岐交通バス「郷ノ浦中学校前（旧武生水中学校前）」または「八畑（はちばたけ）」バス停で下車してください。
スクールバス: 旧初山地区、旧渡良地区、旧沼津地区からは、登下校時にスクールバスが運行されています。
三島地区からの交通: 三島地区（大島、長島、原島）からは、壱岐市営渡船「フェリーみしま」を利用し、渡良地区を経由してスクールバスで通学します。下校時は、スクールバスで渡良地区まで移動し、そこからスクールボートで三島へ帰ります。

周辺施設

学校の周辺には、以下の施設があります。

長崎県壱岐振興局
長崎県警壱岐警察署
長崎県壱岐合同庁舎
長崎地方法務局壱岐支局
長崎地方裁判所（長崎家庭裁判所）壱岐支部（壱岐簡易裁判所）
壱岐市役所本庁
壱岐市ケーブルテレビセンター
壱岐市立郷ノ浦幼稚園
壱岐市立盈科小学校
光福寺
医療法人玉水会 赤木病院

これらの施設は、地域社会において重要な役割を担っています。

関連事項

長崎県中学校一覧

壱岐市立郷ノ浦中学校は、地域社会と連携しながら、生徒たちの成長をサポートする教育活動を展開しています。

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