壱岐振興局

壱岐振興局について

壱岐振興局は、長崎県の壱岐地域を管轄する県の出先機関であり、壱岐市郷ノ浦町に所在しています。この機関は、2005年（平成17年）の組織改編以前は壱岐支庁、2009年（平成21年）までは壱岐地方局と呼ばれていました。特に壱岐支庁の名称が長く使われていたため、現在でも地元住民の間では「壱岐支庁」という呼称が用いられることがあります。

所在地

壱岐振興局は、以下の住所に位置しています。

〒811-5133 長崎県壱岐市郷ノ浦町本村触570

周辺には、壱岐警察署、合同庁舎（税務署・農政事務所）、裁判所、法務局、検察庁、壱岐市役所本庁などの官公署が集まっており、行政の中枢としての役割を担っています。なお、一部の部署は異なる場所に所在しています。詳細は後述の「組織」の項目を参照ください。

組織

壱岐振興局は、以下の部署で構成されています。

管理部
総務課
税務課
保健部（壱岐保健所）（郷ノ浦町本村触620-5）
企画調整課
衛生環境課
地域保健課
農林水産部
農業企画課（芦辺町国分東触678-7）
地域普及課（芦辺町国分東触678-7）
衛生課（壱岐家畜保健衛生所）（芦辺町国分本村触1385-1）
農林整備課
水産課
壱岐水産業普及指導センター
建設部
管理・用地課
建設課
壱岐空港管理事務所（石田町筒城東触1725）

これらの部署が、壱岐地域の様々な行政サービスを提供しています。

沿革

壱岐振興局は、その前身を含め、明治時代から現在に至るまで、以下の様な変遷を辿ってきました。

1871年（明治4年）：廃藩置県により、壱岐は長崎県に編入されました。
1878年（明治11年）：郡役所が石田郡武生水村（現在の壱岐市郷ノ浦町）に設置されました。また、長崎県議会議員の定数が決定し、壱岐郡・石田郡で3名の議員が選出されることになりました。
1879年（明治12年）：第1回長崎県会議員選挙が行われました。
1882年（明治15年）：県会議員の定数が変更され、壱岐郡から2名、石田郡から1名が選出されるようになりました。
1883年（明治16年）：佐賀県が分離し、現在の長崎県が成立しました。
1896年（明治29年）：壱岐郡と石田郡が合併し、壱岐郡となりました。
1926年（大正15年）：壱岐郡役所が廃止され、長崎県壱岐支庁が設置されました。
1944年（昭和19年）：長崎県武生水保健所が開設されました。
1955年（昭和30年）：武生水保健所が壱岐保健所に改称されました。
2005年（平成17年）：長崎県の組織改編により、壱岐地方局となりました。
2007年（平成19年）：パスポート発行事務が壱岐地方局から壱岐市役所総務課に移譲されました。
2009年（平成21年）：長崎県の組織改編により、現在の壱岐振興局となりました。

壱岐保健所の沿革

壱岐保健所は、以下の様な歴史を辿っています。

1944年（昭和19年）10月1日：長崎県武生水保健所として開設されました。
1944年（昭和19年）10月6日：長崎県告示第659号により設置が正式に決定されました（設置根拠：昭和13年6月長崎県告示第430号長崎県保健所設置規定）。
1955年（昭和30年）3月8日：長崎県壱岐保健所に改称されました。
1972年（昭和47年）3月：現在地（現庁舎）に新築移転しました。
2009年（平成21年）4月1日：長崎県地方組織改編により、長崎県壱岐振興局保健部（壱岐保健所）となりました。

その他

壱岐振興局の敷地内には、九州労働金庫（九州ろうきん）のATMが設置されており、利便性が図られています。

関連事項

長崎県庁
支庁
長崎県内の他の振興局
長崎振興局
島原振興局
県央振興局
県北振興局
五島振興局
対馬振興局

外部リンク

長崎県公式ウェブサイト
壱岐振興局各課の問い合わせ先)
壱岐保健所)
壱岐振興局農林水産部)
* 壱岐振興局建設部)


以上が、壱岐振興局に関する詳細な情報です。

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