大一商会

株式会社大一商会について

株式会社大一商会（DAIICHI SHOKAI Co.,Ltd.）は、愛知県北[[名古屋市]]に本社を構える、日本を代表するパチンコメーカーの一つです。2009年からは、パチンコ玉を模した独自のマークをVI（ビジュアル・アイデンティティ）として採用しています。

特徴

大一商会のパチンコ機は、アニメ作品とのタイアップに強みを持っており、「CR天才バカボン」シリーズはその代表例です。これらの機種では、アニメーション制作会社に依頼し、高品質な映像を制作することにこだわっています。また、「CRピンクレディー」シリーズや「CR[[中森明菜・歌姫伝説]]」などの歌謡曲をテーマにした機種も得意としており、複数の歌手を1つの機種にまとめるというユニークな展開も見られます。

一方で、洋画とのタイアップ機は2007年の「CRアイスエイジ」までありませんでしたが、2010年以降は増加傾向にあります。近年では、業界全体で減少傾向にある羽根モノにも力を入れており、「CRレレレにおまかせ!」シリーズは主力機種として人気を集めています。

大一商会のパチンコ機は、予告演出にも特徴があります。他社では期待薄とされる「白色」を激アツの演出として採用したり、テントウムシやパチパチ柄を予告に使用したりするなど、独自の演出が光ります。また、「大一連打」や「雷雲モード」など、機種を跨いで共通の演出も取り入れています。

パチスロ分野では、2002年にメーシー販売との協力で「ダイナマイトドリーム」などのテスト導入を行いましたが、本格参入には至りませんでした。2004年、「走れコウタロー」で自社開発に乗り出し、本格参入を果たしました。4号機の「おそ松くん」は爆発的な連荘性能で話題を呼びましたが、5号機以降は目立ったヒット機種が出ていません。2012年からは、パチスロ機の販売は関連会社である株式会社ディ・ライトが担当しています。

主な機種

パチンコ

旧要件機（主要機種）

1987年以前: マグナム
1988年: ニュービッグセブンP-4
1990年: ジャイアント7、グレートクイーン、マジック7
1991年: フルーツパンチ
1992年: ダイナマイト
1993年: ゴリコップ
1994年: CRビッグソロッター2
1995年: ダンスダンス、CRバトルヒーローV、CRちんじゃらV
1996年: CRフルーツパッション、CRどろろん忍者くんV
1997年: CRウルトラマン、CR寛平笑劇場
1999年: CRファイナルバトル、CRどきどき愛LAND
2000年: CRラブリーレミ、CRギャンブラー愛、CR天才バカボン
2001年: CRバトルヒーロー伝説、CRダイナマイ娘
2002年: CRピンクレディー、CRミニスカポリス
2003年: CRコットン、CR天才バカボン2、ハイパーチョッキモン
2004年: CRレレレにおまかせ!、CRディーアールエム、CR走れコウタロー


2004年改正規則準拠機

2016年内規準拠機

2018年改正規則準拠機

パチスロ

4号機（主要機種）
2004年: 走れコウタロー
2005年: おそ松くん

5号機以降

D Dream Girls

D Dream Girlsは、大一商会の公式イメージガールユニットで、2012年に発足しました。略称は「D.D.G」。創業60周年を記念したプロジェクトの一環で、メンバー全員がメガネをかけ、赤を基調としたコスチュームで活動しています。

主な提供番組

おそ松さん（テレビ東京ほか、製作参加）
ひぐらしのなく頃にシリーズ（「業」より製作参加）

その他の活動

大一商会は、メセナ活動として名古屋市にガラス工芸の美術館「大一[[美術館]]」を運営しています。また、過去にはパチンコ機の台枠の欠陥により、全台撤去措置を行うなどの出来事もありました。直営のパチンコ店として「大一 岩塚店」も運営しており、新台のテスト導入などが行われています。

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